2023年10月25日(金)、国土交通省において、漁業に関する特定最低賃金の拡大についての重要な会議が開催されます。この会議は、交通政策審議会海事分科会の第176回船員部会として実施され、漁業関係者や船員の労働環境の改善について深く掘り下げることを目的としています。
会議の目的と内容
本会議では、漁業における特定最低賃金の新たな拡大案が審議されるほか、船員職業安定法に基づいて申請されている船員派遣事業の許可に関する事項も扱われます。特に、漁業の労働環境改善を図る上で、最低賃金の見直しは非常に重要なテーマであり、この審議を通じて新たなルールの制定や調整が期待されます。
日時と場所
- - 日 時:令和6年10月25日(金)10:30~11:30
- - 場 所:国土交通省中央合同庁舎3号館、11階特別会議室(東京都千代田区霞が関)
議題の詳細
1. 令和6年度(第68回)船員労働安全衛生月間の実施概要に関する報告
2. 知床遊覧船事故の対策フォローアップ委員会の報告
3. 漁業に関する特定最低賃金拡大についての審議
4. 船員派遣事業の許可(こちらは非公開での審議となります)
取材のご案内
報道関係者には会場での取材が認められています。興味のある方は、開催日前日の10月24日正午までに取材登録を行う必要があります。ここで、カメラ撮りの希望や、傍聴の希望に応じた方法を事前に連絡することが求められています。特に、傍聴希望者にはWEB上での参加も可能で、参加者には当日の会議URLが配信されます。
さらなる情報の公開
議題4の船員派遣事業の許可については公開されない理由がありますが、会議後に議事録や資料は国土交通省の公式ウェブサイトにて公開されます。これにより、今後の漁業における最低賃金の動向や船員の職場環境に関する情報を随時更新されることが期待されています。
変化の激しい現在の漁業業界において、労働環境や賃金についての重要な取り決めが行われるこの機会を、関係者は要注目しています。今後、漁業界全体の健全な発展を促進するための動きに影響を与えることが期待されるこの審議会に、多くの期待が寄せられているのです。