最近の調査によると、年収1,000万円以上の高年収層、いわゆるハイクラス層の資産運用事情が明らかになりました。ホームコンサルティングソリューションズ株式会社が行ったこの調査は、全国の25〜60歳の男女300名を対象に実施されたもので、資産運用への関心や実績が浮き彫りとなっています。
調査概要と結果
調査は2024年9月27日から10月5日にかけて行われました。ハイクラス層の66.6%が株式投資を行っていると回答しており、これが最も多い結果となりました。次いで54%が投資信託、23.6%が外貨預金と続きました。この結果から、株式投資が富裕層の間で根強く支持されていることがわかります。
利益に関しては、100万円以上の利益を得ていると回答した者が33.3%、500万円以上の利益を得ているとする回答が22.6%ありました。しかし、同時に8%の人々が500万円以上の損失を発生させたと述べており、良い面だけでなくリスクも含まれることがわかります。
今後の投資計画
調査では、71.7%が今後の投資拡大を計画していることが明らかになりました。特に株式投資が40%でトップであり、投資信託が28.3%、不動産投資が22%と続きます。これらのデータから、投資を増やしたいとする意向が高まっているということが言えるでしょう。
情報源の重要性
また、資産運用を拡大するためには、信頼できる情報発信者が不可欠との意見も多く寄せられています。38%が「信頼できる情報発信者」を挙げ、33.3%が「信頼できる銀行や証券会社」を求めています。また、26%は「投資について学べる環境」を求めており、全体として学びの場の重要性も浮かび上がっています。
代表小林大祐と情報発信
調査結果を受け、ホームコンサルティングソリューションズの代表を務める小林大祐氏は、2023年11月からYouTubeチャンネル『不動産アニキの非常識な投資学』を開始しました。このチャンネルでは、不動産経営や市場の実態を発信しており、登録者数は2024年10月には66,000人を突破しました。
小林氏は長年の経験を活かし、賃貸経営のノウハウを提供し、不動産業者の不正を明らかにすることにも注力しています。産業全体の透明性を高めるために、実際のデータに基づいた情報発信を行っています。
結論
この調査から、資産運用に熱心なハイクラス層の投資傾向が明らかになりました。年収を背景に、さらなる資産形成への意欲が高まっていますが、それを支える情報環境の重要性が改めて認識される結果となりました。これからも信頼できる情報源を元に、投資を進めていくことが求められるでしょう。