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株式会社臨海が主催する「リンフィニティ」が、2025年11月29日に横浜市で盛況裏に開催されました。本イベントは、臨海アルムナイネットワークの5周年を記念し、過去に同社で働いていた人々が再集結し、互いの意見を交わす貴重な機会とされています。参加者たちは100名を超え、業務を離れたフィールドで活躍する仲間たちが、再会の喜びを分かち合いました。

この日、イベントがスタートするにあたって、臨海が創立50周年を迎えたことを想起させるスペシャルムービーが上映され、参加者たちを今までの道のりへと誘いました。映像では、会社の成長や変化が描かれ、聴衆は深い感慨に浸りました。さらに、司会を務める大池氏の「皆さん、お帰りなさい！」というあたたかい言葉で、参加者との距離が一気に縮まりました。

臨海アルムナイネットワークは、2020年に設立されたもので、これまでに正社員として勤務した方々の交流の場を提供することを目的としています。事務局の小野氏は、最初は参加者が1名だった苦難の道のりを振り返りながら、今では国内有数のコミュニティに成長したことを誇りに思っていると語りました。特にこの日のイベントは、参加者自身の「直接会いたい」という思いによって実現されたもので、多くの歓声が会場に響き渡りました。

続いて人事部長の黒田氏からは、再会したアルムナイ一人ひとりが異なる人生を歩んでいることへの感謝が語られ、臨海にいた時代の経験が今にどう生かされているのかについて、意義深い考察が行われました。黒田氏は、「同じ志を持つ友として、互いに経験を学び合う場を作りたい」と述べ、組織を超えた「知の交流」が重要であると強調しました。

イベントのメインプログラムである「アルムナイピッチ」では、現在さまざまなフィールドで活躍する4名のアルムナイが体験談を発信しました。彼らの話からは、臨海での経験がどのように今に影響を与えているのかが明らかになりました。例えば、「人前で話すことの抵抗が無くなり、準備が今の職業で役立っている」などの声がありました。

また、「外から見た臨海」というテーマでは、離れて初めて気づいた社員の温かさや、臨海が持つブランド価値についても話されました。

さらに、「アルムナイとして今後やりたいこと」のテーマでは、仲間との音楽活動やがキャリア支援のアイデアが多く出て、参加者たちの熱意が伝わりました。サポーターを務める河越影吾氏は、卒業後も助け合えるコミュニティの重要性を強調し、次世代のサポーターとして参加するよう呼びかけました。

イベントの締めくくりに、小島氏が「リンフィニティ」という名称に込めた想いを再確認しました。「つながりが無限に続く場として、今後もこの再会を恒例化していきたい」と述べ、臨海とアルムナイが共に新たな価値を創造していく未来への期待を表明しました。

臨海は、アルムナイとの強固な絆を基に、教育業界を超えた価値創出と、個々のキャリア支援を今後も推進していく方針です。特に2025年度には、さらに多様なイベントやプログラムを用意し、アルムナイが共に成長できる環境を整えていくことが期待されています。臨海の取り組みは、過去の成果を次の世代へと繋げる重要な架け橋となるでしょう。

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