和歌山をメタバースで体験！EXPO2025の注目イベントに登場

和歌山をメタバースで体験！EXPO2025での注目イベント

和歌山県が誇る観光名所をメタバースで巡る新たな試みが、大阪・関西万博において実現します。このイベントは、2025年4月30日から5月3日の4日間、夢洲EXPOメッセで開催される「Wow！Wakayama！～未来へつなぐ、おどろ“きの国”～」として、多くの来場者を迎えることになります。

METAVERSE WAKAYAMAの意義

このプロジェクトは、ユタカ交通株式会社と和歌山新城下町DMCの共同運営によって進められています。特に、人気ゲーム『Fortnite』を活用し、和歌山城のパルクールマップを再現したゲーム大会がメインコンテンツとなります。さらに、和歌山の歴史的な名所をVRで体験できるブースも併設され、来場者はその場で和歌山を感じることができます。

和歌山城は、約440年の歴史を持つ文化財としても非常に有名で、現在は国の史跡に指定されています。その美しい天守閣の写真を通じて、ゲーム内でもその魅力を再現しました。多様な見どころが存在し、シーズンごとに変わる風景も大きな魅力の一つです。

体験内容とプログラム

本イベントでは、暗闇の中でキャラクターたちが様々な障害物を乗り越え、タイムを競う「和歌山城パルクールマップ」を使用した大会が行われます。ユーザーは、最大4人のプレイヤーが参加し、いかに早くゴールするかを争います。このパルクールマップは、武器を使わない安全な設計であるため、家族連れや初めての方でも安心して楽しむことができるよう工夫されています。

加えて、大会の合間には「Fortnite和歌山マップ体験」と題し、和歌山の風景が再現された仮想空間で自由にプレイできるコーナーも設けられます。ここでは、自由に探索したり、仲間とバトルしたりしながら、和歌山の魅力を体感できます。

VR観光動画体験

また、VRゴーグルを使用した「和歌山VR観光動画体験」も登場します。和歌山の名所である和歌山城、高野山、白浜などを収録したVR動画を通じて、来場者はより深く地域の魅力に触れることができます。この体験では、特に海外からの訪問者に向けて英語字幕が用意されており、インバウンドに対応した内容となっています。

未来への展望

今回の出展は、和歌山県の観光資源をデジタル技術を駆使してPRすることを目指しています。就業体験を通じて、訪問者が実際に和歌山を訪れるきっかけを作ることができる稀有な機会といえるでしょう。今後もメタバース和歌山は、地域振興に貢献し、様々なデジタルコンテンツを通じてその魅力を発信していく姿勢を堅持していきます。

このように、和歌山の観光体験がデジタルとリアルの融合によって新たな形で進化し、多くの人々にその素晴らしさを伝えられることを期待しています。観光とテクノロジーが交差するこの瞬間を、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。