人事担当者が集う「カオナビキャンパス SUMMER SCHOOL」
2025年9月5日、株式会社カオナビが主催する「カオナビキャンパス SUMMER SCHOOL」が開催され、約120名の人事担当者が一堂に会しました。このイベントは、参加者が抱える漠然とした悩みを具体的な解決策に変えることを目的としており、専門家による講義やワークショップ、さらにはカオナビを導入している企業の成功事例が紹介されました。
台風の中、集まった熱意
当日は天候が心配されていましたが、多くの人事担当者が会場に足を運び、活気あふれる雰囲気の中イベントが進行しました。参加者の中には、コンサルタントや他社の事例、電子掲示板を介した交流によって大いに知識を得たとの声が多く寄せられました。
充実のプログラム
イベントの内容は多岐にわたり、特に「カオナビAI推進室」と共に行うAI活用に関するワークショップが注目を集めました。このセッションでは、AIの得意な部分や活用のポイントが整理され、参加者はグループに分かれて「人事業務とAIの共創」をテーマにアイデアを出し合いました。例えば、面談の音声データを自動的にカオナビに反映させるアイデアや、前任者の操作履歴を基に機能をアシストする案が提案され、参加者の間からは共感の拍手が鳴り響きました。
スキル管理に関するディスカッション
また、スキル管理に特化したセッションでは、株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソースの執行役員が登壇し、スキルマップの重要性について語りました。参加者は、自社に必要なスキルの抽出や、人事データとのクロス分析を通じて新たな発見を得ました。
実践的な事例紹介
事例紹介のセッションでは、実際にカオナビを導入した企業の担当者が、その経験に基づいて直面した課題や克服策を共有しました。退職予兆の検知を目指したパルスサーベイの設問設計や、運営体制の工夫など、実務で役立つ情報が多くの参加者にとって価値のあるものでした。特に質疑応答では、参加者からの質問が相次ぎ、自社の取り組みに役立てたい意欲が感じられました。
参加者の声が映し出す意義
会場では参加者の声や成果を掲示するコーナーが設けられ、各自の気づきを共有することができました。さらに、「ひらめきアサガオウォール」には、この日の学びを基にした決意や、従業員の働きがいを大切にする思いが書かれ、多くの顔に笑みをもたらしました。
カオナビキャンパスの今後の展望
「カオナビキャンパス」は、単なるユーザーコミュニティに留まらず、人事担当者が集う開かれた場として進化を続けています。今後も人事間のつながりを深め、知見の交換を促進し、タレントマネジメントの推進に寄与することを目指します。
このように、「カオナビキャンパス SUMMER SCHOOL」は参加者にとって有意義な時間を提供し、今後の人事業務に変革をもたらすきっかけとなることが期待されています。