脱炭素化へ向けた挑戦
2024-09-06 20:46:11

米原市のECO VILLAGE 構想にサカタインクスが参画し脱炭素化へ

米原市のECO VILLAGE 構想とサカタインクスの役割



米原市では、CO2排出量削減を目指す「ECO VILLAGE 構想」が進行中です。この取り組みは、環境省が指定した脱炭素先行地域の一つで、地域の民生施設や耕作放棄地に太陽光発電設備を設けることによって、再生可能エネルギーを地産地消し、電力消費に伴うCO2排出を実質ゼロにすることを目的としています。

この「ECO VILLAGE 構想」にサカタインクス株式会社も参加し、米原市およびヤンマーHDと共同で取り組んでいます。米原市の滋賀工場、ヤンマーHDの敷地、さらには地元の耕作放棄地に太陽光発電設備を設置。これによって生み出された電力は、滋賀工場や米原駅周辺の民生施設に供給され、持続可能なエネルギーの利用が図られます。この取り組みを通じて、地域の電力消費に伴うCO2排出を大幅に減少させることが目指されています。

具体的な取り組み内容



実際に進められているプロジェクトの詳細については、現在、太陽光発電の設置や発電電力の利用方法について活発な協議が行われています。サカタインクスは、30年以上にわたり、持続可能な環境づくりに取り組んできた企業であり、これを次のステップへ進めることが期待されています。

さらに、サカタインクスは「SAKATA INX VISION 2030」という長期ビジョンを掲げており、地球環境と地域社会を重視したESGやサステナビリティの取り組みを強化しています。また、環境負荷低減のための生産効率化や省エネ活動の拡充にも力を入れており、脱炭素社会の実現に全力を尽くす方針を持っています。

環境への取り組み



サカタインクスは、長期的な視点で環境に影響を与える温室効果ガス削減に向けて様々な施策を実施しています。生産効率の向上や省エネの推進、そしてオフィス内での節電を通じて、2034年までに温室効果ガス排出量の58.8%削減を目指しています。さらに、サプライチェーン全体のCO2排出量の測定と削減にも力を入れており、パリ協定に沿った目標を定め、実現に向けた活動を進めています。

また、滋賀工場の敷地内には「サカタの森」と呼ばれる緑地が整備されており、地域の生物多様性の保全にも貢献しています。地域植栽や生態系ネットワークの形成を通じて、自然環境との共生を目指しています。

企業概要



サカタインクス株式会社は1896年に設立され、アジアや欧州、米州に展開する印刷インキ業界のリーダーとして知られています。様々なパッケージング、飲料缶、情報メディアに用いる印刷インキの製造・販売を行っており、環境に配慮したサステナブルな製品開発に取り組んでいます。

今後も米原市のECO VILLAGE 構想を通じて、地域社会との連携を図りながら、持続可能な未来の実現に向けた取り組みを続けていくことが期待されています。


画像1

会社情報

会社名
サカタインクス株式会社
住所
東京都文京区後楽1-4-25日教販ビル
電話番号
03-5689-6601

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。