2025年に開催される働くがんサバイバー支援イベントのご案内

2025年の働くがんサバイバー支援イベントの詳細

2025年11月19日、水曜日に「Working Cancer Survivor's Day 2025」のイベントが開催されます。このイベントは、公益財団法人日本対がん協会とNPO法人日本キャリア開発協会（JCDA）が主催し、がん患者の治療と職場での仕事の両立を支援するための重要な取り組みです。

がん患者の現状

日本では毎年約100万人が新たにがんと診断されています。その中でも、特に働く世代においては、キャリアを築いている最中に病気を抱えることが多く、大きな社会的課題となっています。このイベントは、こうした現状を踏まえて、がん患者の治療と仕事の両立を支援することを目的としています。

イベントの趣旨

2019年から開始されたこのイベントは、毎年11月に「勤労感謝の日」にちなみ開催されています。今年のテーマは「コミュニティアプローチから考える治療と仕事の両立支援」です。社会的な課題に取り組むためには、参加者の意見や経験を集め、共に考えることが重要です。

プログラム内容

イベントは、企業の人事・総務部門の担当者を主に対象とし、従来の制度や事例紹介に留まらない新しいアプローチを提案します。プログラムは以下の内容で構成されています。

- 14:00～オープニング主催者挨拶

参加者の皆さんを歓迎し、これからのプログラム内容を紹介します。

- 14:15～趣旨説明

がん患者支援の意義や本イベントの目的を詳しく解説します。

- 14:27～第一部課題の提起

がん患者が直面する具体的な課題や状況について話し合います。

- 15:27～第二部取り組みへのヒントの持ち帰り

コミュニティ心理学を基にした実践的なアイデアやサポート方法を共有します。

- 16:17～登壇者からひとこと

イベントの総括を行い、参加者に向けてメッセージをお送りします。

- 16:30 クロージング

本日の内容を振り返り、今後の行動を促します。

参加者同士のグループワークを重視し、意見交換や情報共有を楽しむ場とする予定です。これにより、日常の職場で実践可能な具体的なヒントを得て、職場全体でのがん患者支援を促進することを目指します。

開催概要

- 日時：2025年11月19日（水）14:00～16:30
- 参加費：無料
- 会場：国立がんセンター中央病院研究棟セミナールームA＆B
- 申込：[^1]https://peatix.com/event/4586288

公益財団法人日本対がん協会について

1958年に設立された日本対がん協会は、「がんで悲しむ人や苦しむ人をなくしたい」という目標のもと、がん予防や検診の推進、がん患者とその家族への支援、正しい知識の普及啓発を行っています。

NPO法人日本キャリア開発協会について

JCDAは、キャリアカウンセリングを通じて個々の生き方や働き方を支援し、より良い社会の実現に向けて活動しています。地域やテーマごとに自主的なグループを形成し、キャリア支援の輪を広げています。

このイベントを通じて、働くがん患者がより良い環境で治療と仕事の両立を実現するための第一歩を共に踏み出しましょう。