高精度AI翻訳ツール「T-4OO」 UI/UXの大幅アップデート
株式会社ロゼッタが開発した高精度AI翻訳ツール「T-4OO」が、さらなる進化を遂げました。この度、ユーザーインターフェース(UI)およびユーザーエクスペリエンス(UX)が大幅に改善され、翻訳業務をよりスムーズに行える環境が整いました。3月23日以降、順次実施されるアップデートにより、翻訳者の声を反映した直感的な操作が可能となり、これにより企業の成長を支える新たなスタンダードを目指します。
アップデートの背景
「T-4OO」は、専門用語に強く、高精度なAI自動翻訳を提供するツールとして、すでに多くの企業に導入されていますが、従来のインターフェースは特定の専門家向けに設計されすぎているとの声が多く寄せられていました。このため、ユーザーが機能をフルに活用するのが難しいとの意見が相次ぎました。今回のアップデートでは、そのような声に応える形で、翻訳者の監修のもとでUI/UXが見直され、専門文書の翻訳を行うにあたっての使いやすさが向上しています。
具体的な改善ポイント
- - 設定内容が一目で確認できる: 翻訳時の設定が分かりやすくなり、変更も簡単に行えるようになりました。これにより、ユーザーは文書の内容に集中しやすくなります。
- - 専門分野の選択が容易に: 翻訳対象となる専門分野を簡単に選ぶことができるように改善され、幅広いビジネスシーンでの活躍が期待されます。
- - 対訳・用語集の整理: 翻訳時に参照する用語集の表示が整理され、統一感が持たせられました。専門用語を迅速に把握することで、作業効率が向上します。
これらの改善は、現在サービスを利用中のユーザーに対しても、追加の設定を必要とせず、自動的に適用されます。新しいインターフェースの詳しい情報は、ログイン後に順次提供される予定です。
T-4OO 開発責任者 篠田 篤典のコメント
「T-4OO」の開発を担う篠田篤典氏は、今回のアップデートに関して次のようにコメントしています。「これまで、専門家向けに特化したインターフェースに多くの改善の余地があったため、特にメニューの配置を見直しました。これにより、翻訳業務の流れの中で、チェックや編集の機能を活かしつつ、営業資料の作成など、より多くの用途での活用ができると期待しています。」
T-4OOのさらなる進化
「T-4OO」では、生成AIの技術に基づく英語や他言語への翻訳が行え、ユーザーはカスタマイズした社内用語を利用しながら、翻訳結果を自動的に調整することができます。このようにして、企業の学習コストを大幅に削減できるとともに、翻訳の精度を向上させることが可能です。
また、株式会社ロゼッタは、同サービスにより2024年度の「アジア太平洋地域のAI翻訳ソリューション・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、国際的な競争力の向上に向けた取り組みを続けています。このような実績は、多くの企業からの高い評価につながっており、さらに多くの顧客にその価値が伝わることが期待されています。
まとめ
高精度なAI翻訳ツール「T-4OO」は、翻訳の専門分野に強みを持つツールとして、特にビジネスシーンでの活用において新たなスタンダードを目指しています。日々進化を続けるその可能性を是非体験してみてください。今後の展開にも注目です。