スライド生成AIサービス「ReDeck」の正式リリース
株式会社ストリームラインは、10月30日にスライド生成AIサービス「ReDeck」の正式版を発表しました。このサービスは、国内で初めて既存のパワーポイント資料を読み込んで新たなスライドを作成する機能を搭載しています。立ち上げの背景には、資料作成に悩むビジネスパーソンのニーズがあります。
ReDeckの特徴と利点
「ReDeck」は、過去のプレゼン資料やホワイトペーパーを基に、新しい資料を素早く生成することができます。具体的には、以下のような利点があります。
1.
資料作成時間の短縮:既存の資料をアップロードすることで、自動で内容を解析し、新しいパワーポイント資料を作成します。ユーザーの負担が軽減され、平均50%の作成時間を削減することが可能です。
2.
簡単な操作フロー:ユーザーはひな形資料を選び、必要な情報を入力するだけで、ボタン一つで資料全体を生成できます。この手軽さは、忙しいビジネスパーソンにとって大きな魅力です。作成された資料は、そのままPowerPoint形式でダウンロードも可能です。
3.
豊富なひな形の提供:50種類以上の高品質なひな形が用意されており、ビジネスシーンで使える実用的な文章が含まれています。資料作成の経験が少ない方でもスムーズに取り組めます。
利用シーンごとの具体例
営業提案書の作成
過去の提案書をもとに、新しい営業先向けの資料を一瞬で再構成します。これにより、営業現場での新規開拓がスピードアップし、より高品質な提案書が作成できるようになります。
ホワイトペーパーの量産
企業が蓄えた知見を活用しつつ、同じ品質でのホワイトペーパーを手軽に製作できます。これにより、コンテンツマーケティングを積極的に進めることが可能となります。
開発の背景
資料作成は多くのビジネスパーソンにとって依然として悩ましい課題であり、ストリームラインが行った調査によれば、58.4%の人が週11時間以上を資料作成に費やしています。その中で、74.7%の人が時間を削減したいと感じているとのことです。
ReDeckの今後の展望
今後も機能拡張を予定しており、オリジナルひな形の充実や、デザイン・レイアウトのAI生成、Googleスライドへの対応などが進められる予定です。これにより、ますます使いやすいサービスが期待されます。
実用化に向けたコメント
株式会社ストリームライン代表の梶山洋二は、「AIが資料作成を自動化する未来を見越して、おおきな技術革新を感じている」とコメント。これにより、ReDeckは新しいビジネスコミュニケーションのスタンダードを創出することを目指しています。
サービス料金と利用期間
ReDeckの月額料金は36,000円(3アカウント含む)で、正式なリリースを記念して、2週間の無料トライアルも行われています。詳細は公式サイトで確認できます。
この新しいスライド生成AI「ReDeck」は、ビジネスシーンでの資料作成を革命的に変える可能性を秘めています。今後の成長に大いに期待です。