新渡戸文化学園から『探究のコンパス』が発行
2月7日、学校法人新渡戸文化学園から新たに刊行された書籍『探究のコンパス~学びのデザインを変える15のヒント~』が登場しました。この書籍は、同学園で教育に携わってきた先生方による共著で、探究学習の実践から生まれた貴重な情報と知識が詰め込まれています。
未来を見据えた探究学習
新渡戸文化学園は、未来の学びに向けて挑戦を続けている教育機関です。教育現場で実際に探究学習を行っている先生方の経験や知見をもとに、「学びが変わる」ための秘訣をまとめたのが本書の目的です。
書籍には、小学校から高校に至るまで、広く適用可能な教育の「核」となる考え方や方法論が含まれています。これは、今後の教育現場に対する大きな指針となるでしょう。
書籍の詳細
『探究のコンパス』は、208頁にわたって様々なヒントが提供されています。内容には子どもたち自身が主体的に学ぶための考え方や、他者とつながるための方法が含まれており、これからの教育の在り方について多くの示唆を与えてくれます。書籍は全国の書店やAmazonで購入可能です。
詳細は以下のリンクから確認できます。
Amazonで購入する
オンラインウェビナーの開催
新渡戸文化学園は、書籍の発売を記念して、2月27日に無料のオンラインウェビナーを開催します。このウェビナーでは、「風越と新渡戸の探究的な学びの本質」というテーマで、教育に関心のある方々に対しての共有が行われます。
ウェビナーには、軽井沢風越学園理事長の本城慎之介氏をゲストに迎え、新渡戸文化学園の理事長や副校長も出席します。参加は先着500名限定で、事前の申し込みが必要です。興味のある方は、新渡戸文化学園の公式サイトからご登録ください。
積極的な教育への取り組み
新渡戸文化学園は、1927年に設立された伝統ある教育機関で、女性の社会進出を目指した初代校長・新渡戸稲造博士の理念を引き継いで活動しています。「Happiness Creator」を掲げた同学園は、近年数々の賞を受賞し、その教育の質を高めています。特に探究学習を重視し、生徒一人ひとりが自ら考える力を育むことに力を入れています。
未来を見据えた新たな学びのスタイル、この『探究のコンパス』がどのように教育界に影響を与えていくのか、今後の展開が楽しみです。教育関係者や保護者、学生にとって、目の前の学びをともに探求していくための良き「コンパス」となることを期待します。