地域の特産物とシェフがつながる新サービス「FLYING FOODS」
日本各地で生産される特産物と、トップシェフのコラボレーションによる新しい食品販売サービス「FLYING FOODS」が、2023年4月18日より始まります。運営するのは、空とぶネコ合同会社。これは、地域の特産物をもっと多くの人々に楽しんでもらうためのオンラインプラットフォームです。
FLYING FOODSのアイデアは、地方の生産者とあまり知られていない有名シェフが直面する課題を理解し、解決することから生まれました。多くの人が「有名シェフの料理を食べたいけれど、金銭的な理由で難しい」「手土産のネタが尽きてしまった」と感じています。この新サービスを通じて、そうした悩みを解消し、一人一人の食の楽しみを広げることを目指しています。
地域の魅力を引き出す
FLYING FOODSは、地域特産物を活かした魅力的な商品を提供します。例えば、各地域の新鮮な食材を使用して作るお菓子や、料理法を特化したアイテムなどが登場予定です。各地方の個性を反映した商品で、消費者に新たな「食べる楽しみ」を提供すると同時に、生産者にとっても収益を上げる手段となるでしょう。
フジドリームエアラインズとの連携
このプロジェクトにおいて、公式パートナーとしてフジドリームエアラインズ(FDA)が参加しています。「人と人、地方と地方を結ぶ」をテーマに、地域活性化に向けた施策を共同で進めていく信念を共有しています。FDAのコンセプトは、「地方にはまだ多くの未発掘の魅力が存在している」とし、FLYING FOODSが地域の特産物をより多くの人に知ってもらうきっかけを提供することを期待しています。
解決を目指す「4割」問題
FLYING FOODSは、地域とシェフが抱える「4割問題」にも取り組んでいます。2050年までに消滅の可能性がある自治体は744に上るとされ、また、ミシュラン星を持つ店舗の多くが閉店しているという現実。生産者は、収益を生むための設備投資や人材不足に直面しており、トップシェフも経営難に苦しむこの状況を何とか打破しようというのがFLYING FOODSの狙いです。
購入方法について
FLYING FOODSの商品の販売は、公式ウェブサイトからのオンライン購入が中心となります。また、今後はふるさと納税サイトやFDAの空港売店、さらにはFDAに搭乗した際の機内販売などでも利用可能です。
まとめ
このように、FLYING FOODSは地域の特産物とトップシェフのコラボレーションを通じて、地方の活性化や新たな食の文化を創造することを目指しています。多くの人々にこの新しい試みを知ってもらい、一緒に「食べる楽しみ」を享受していけることを期待しています。特に、このサービスが地域の小規模生産者の収益向上に繋がることや、消費者に新しい体験を提供することに貢献できればと願っています。公式サイトでの商品の展開は2025年5月からとされていますので、大いに楽しみです。公式サイトのリンクもぜひチェックしてみてください!
FLYING FOODS公式サイト