釣り人たちの力で未来の釣り場を守る！全国規模のクリーンアッププロジェクトが大成功

釣り人たちの力で未来の釣り場を守る

2025年4月から6月にかけて、国内最大級の釣りアプリ「ANGLERS」を運営する株式会社アングラーズが主催した「クリーンアッププロジェクト2025」。この取り組みは、全国17カ所の釣り場で、なんと636袋もの漂着ゴミを回収するという成果を上げました。

参加者は、6歳から60代まで幅広い年齢層の釣り人たちで構成され、日本さかな専門学校の生徒や地域住民も一緒になってこの清掃活動に参加しました。このプロジェクトは、2022年にスタートし、現在までの累計で3,000人以上が参加、2400袋以上のゴミを回収してきた実績を持ちます。アングラーズの代表、若槻嘉亮氏は「釣りを愛する人々とともに、自然環境を守り、釣りの未来を創っていく」という思いを胸に、今後もこの活動を続ける意向を示しています。

開催背景

近年、釣り場の環境悪化が深刻化しているという危機感が背後にあります。漂着ゴミや放置された釣具の影響で、「釣りの未来が失われるのでは」という懸念が広がっていました。そこで、釣り人自身が自らの手で釣り場を守るために、2022年よりこのクリーンアッププロジェクトが立ち上げられました。

プロジェクトは地域の釣り人や釣りインフルエンサーと連携し、誰でも参加できる清掃活動を全国的に展開。収集したゴミを見つけることで、釣りの楽しさだけでなく、自然環境の価値を再認識する機会にもなりました。

プロジェクトの概要

実施日程と場所

実施日は2025年4月20日から6月22日まで、全国の17カ所で行われました。例えば、4月20日には静岡県の太田川河口、5月11日には茨城県の大竹海岸、さらに6月22日には静岡県の掛川市弁財天川河口東側が清掃活動の対象となりました。

参加者は釣りを愛する人々だけでなく、地域住民や日本さかな専門学校の学生も含まれ、フレンドリーな雰囲気の中で活動が進められました。年齢層も多岐にわたり、親子での参加も目立ちました。

清掃活動の成果

参加者は協力しながら、漂着したゴミや放置釣具、様々なプラスチックごみを手分けして回収しました。釣り人ならではの意見を反映させた清掃活動によって、特にゴミが気になりやすい場所を優先的に清掃しました。

参加者からは「子どもと一緒に海の大切さを学べた」といったポジティブな感想や、「回収量が減ってきている」という嬉しい報告も寄せられ、継続的な努力の成果を実感する結果となりました。また、一部の地域では地元団体と連携したモデルケースも生まれ、清掃活動が地域の新たな協働モデルとして確立されました。

未来への展望

アングラーズは、このプロジェクトを通じて「釣り好きの人々が自然環境を守る」という考え方を広めていく意向を持っており、今後も全国規模での拡大を目指しています。このような活動が広がることで、釣り場の環境が改善されるだけでなく、釣りの楽しさや自然との共生が改めて見直されることが期待されます。

詳細は公式サイトでも確認できますので、興味のある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

クリーンアッププロジェクト2025特設サイトを訪れて、今後の活動について情報を得てください。