株式会社キャスターが新たに提供するAIエージェント制作代行サービス「CASTER NEO」
2025年3月13日から、株式会社キャスターが「CASTER NEO」という新しいAIエージェント製作代行サービスの提供を開始します。このサービスはクライアントのビジネスや組織課題に応じてフルカスタマイズでき、要件定義から実装、さらには保守までをトータルでサポートします。これにより、企業はAIを有効に活用し、業務効率の向上を図ることができるでしょう。
CASTER NEOの特長
クライアントの業務環境に最適化されたAIエージェントを構築するために、「CASTER NEO」では以下の主要なプロセスが用意されています。
1. 要件定義
クライアントが望む業務のニーズを具体化し、AIで実行可能なワークフローへと整理します。これにより、実際の業務に即した形でのAI導入が実現します。
2. AIエージェントの実装
クライアント独自の業務ルールやデータを組み込むことにより、業務に特化したAIエージェントの実装を行います。これにより、現実的な業務に即したAIの利用が可能になります。
3. エージェントの成長
構築したエージェントは定期的なチューニングと評価により、性能の向上を図ります。データのセキュリティもしっかりと保護し、クライアントのビジネス環境に適応させる努力を続けます。
サービス提供の背景
ボストンコンサルティンググループの調査によると、AI技術は経営において引き続き優先テーマとなっており、日本企業の約半数が2000万ドル以上の投資を予定しています。しかし、AI導入に対して以下のような課題に直面している業界も多いです。
- - AI活用の経験者不足: 実業務におけるAIの実装経験を持つ人材が不足しており、導入の障害となっています。
- - ワークフローの整理の難しさ: ワークフローが整理されていない場合、AIへの切り替えが難しいケースがあります。
- - 相談窓口の不足: AI導入に関する相談ができる専門家や業者が少なく、クオリティにもばらつきがあります。
キャスターは、これらの課題を解決するため、BPaaS(Business Process as a Service)事業を展開し、リモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを通じて企業のバックオフィス業務の効率化を推進してきました。特に150万件以上のワークフローを手作業で処理した実績があります。
これをもとにした「CASTER NEO」では、AI技術を駆使して、企業ごとのニーズに応じたAIエージェントの構築、実行、およびメンテナンスを一貫して行います。このプロセスにより、AIエージェントの導入を考える企業の抱えるさまざまな課題をスムーズに解決し、円滑な導入を促進します。
プラン詳細
「CASTER NEO」には、以下のプランがあります。
- - STANDARDプラン: 月額300,000円(税抜)からで業務課題の特定とAIエージェントの実装サポートが含まれます。
- - BASICプラン: 月額500,000円(税抜)で、業務課題の特定とAIエージェントの実装の他に定例ミーティングを月4回実施。
- - PREMIUMプラン: カスタマイズが可能で、具体的な料金はお問合せください。
キャスターの理念
キャスターは、2014年にリモートワークの普及を目的に設立され、現在もリモートアシスタントサービスを展開しています。5000社を超える企業に対してサービスを提供しており、社会の労働人口減少を見据え、従来の労働についての先入観を打破することを目指しています。キャスターがもたらす新しいAIの導入支援に期待が高まります。