熊本市がオープンイノベーション支援「HIGO LINK」を開始！

熊本市オープンイノベーションプログラム「HIGO LINK」の概要

このたび、熊本市は新たに「HIGO LINK」と呼ばれるオープンイノベーションを支援するプログラムをスタートさせることを発表しました。これは、全国の事業会社とのマッチングを進め、共創活動を促進し、地域のスタートアップを後押しすることを目的としています。

「HIGO LINK」の最初の目標は、企業とスタートアップの共創による新たなビジネスチャンスの創出です。特に、共創の実績を持つ企業や起業家との連携を深め、地域の魅力を最大限に引き出そうとしています。このプログラムにより、スタートアップの認知度を高め、さらなる事業拡大を実現できることを期待しています。

キックオフセミナーの開催

プログラムのスタートを祝するキックオフセミナーが、2025年8月6日（水）に熊本県熊本市で開催されます。このイベントには、事業会社との共創に成功した実績を持つ株式会社バカンの代表取締役、河野剛進氏が講演します。彼は、新たなビジネスモデルとして、AI技術を利用して混雑を可視化するサービス「VACAN」を提供し、様々な業界との協業を通じて成長を遂げてきました。

参加者にはプログラムの詳細が説明され、共創を通じて成功を収めたスタートアップの実例を聞くことができる貴重な機会があります。また、参加者同士の交流を通じて今後のビジネス展開のヒントを得ることが期待されます。

プログラムの流れ

「HIGO LINK」は、以下のステップで進行します：

1. 共創要件整理（セミナー形式） (9月)
- 新規事業やオープンイノベーションに必要なノウハウを学び、企業との共創要件を整理します。全3回、熊本市内にて開催予定です。

2. 事業会社とのマッチング・オンラインピッチ (10月-11月)
- 各事業会社の共創要件に基づいて、個別のマッチングを行い、オンラインピッチイベントを実施します。

3. 共創活動 (12月-2月)
- 明確にマッチした企業との共創事業を実施し、仮説の検証や実証実験を行います。

4. 成果報告会 (2月)
- これまでの共創活動の成果を報告する会を設け、さらなる情報共有を図ります。