TKCが提供するペポルアクセスポイント
株式会社TKCは、デジタルインボイスの普及に向けて、ペポルネットワークを活用したアクセスポイントを提供しています。この度、同社のペポルアクセスポイントのユーザー数が7000件を超えたことを発表しました。この実績は、デジタル化が急速に進む中で、多くの企業や業界がこのシステムを取り入れていることを示しています。
ペポルとは?
ペポルは、電子文書の送受信をスムーズに行うための国際的な標準仕様であり、「Open Peppol」という団体によって管理されています。ペポルのネットワークは、現在30カ国以上で活用されており、各国でのデジタルインボイスの送受信を可能にしています。特に、欧州を中心に広がりつつあるこの仕組みは、近年日本でも注目を集めています。
この仕組みを利用することで、異なるインターネットサービスプロバイダーを利用するユーザー同士でも、同じソフトウェアの導入なしにデジタルインボイスをやり取りできます。これは、従来の電子メールに似た使い方ができる点が大きな特徴です。
TKCのペポルアクセスポイントの実績
令和6年1月から12月にかけて、TKCのペポルアクセスポイントを利用した送受信実績は以下のようになっています。令和6年12月には、さらに5,245ユーザーがペポルインボイスを受信し、275ユーザーが送信を行いました。
特に、12月のインボイス受信件数は8,736件、送信件数は8,758件に達しており、このアクセスポイントが実際に業務に役立っていることが伺えます。この数値は、ペポルインボイスの機能が多くの企業に支持されている証とも言えるでしょう。
経理業務の効率化を目指して
TKCは今後も、経理業務の効率化を支援するため、さらにペポルインボイスの普及に力を入れる方針です。デジタル化により業務のスピードアップやコスト削減が期待され、企業経営における重要な要素となるでしょう。
ペポルアクセスポイントは、デジタルインボイスに限らず、今後さまざまな場面での活用が期待されており、企業のデジタル化戦略に貢献する役割を果たしています。
ペポルの今後
ペポルは、現在も進化を続けており、その適用範囲は広がる一方です。国際的な標準としての地位を確立する中で、ビジネスのグローバル化に対応した新たなソリューションを提供し続けるでしょう。これにより、より多くの企業がデジタルインボイスを取り入れ、経理業務の効率化を実現することが期待されます。
TKCは、今後もこの流れを引き続き推進していく予定です。さらに詳しい情報は、
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