在宅医療に特化した新機能で薬剤師の業務支援を強化するカケハシ
在宅医療を支えるカケハシの新機能
株式会社カケハシが新たに手がけた「在宅訪問サポート機能」が、薬剤師の在宅医療業務を強力にサポートします。本機能は、クラウド型電子薬歴「Musubi」に組み込まれ、訪問時に必要な情報を簡単に確認できる仕組みを提供。これにより、薬剤師は患者と向き合う貴重な時間を増やすことができます。
高齢化と在宅医療のニーズの高まり
日本の高齢化は急速に進み、在宅医療のニーズもそれに伴って増加しています。2023年には、1日に約24万人の患者が在宅医療を受けていると推計されており、この数は今後も増える見込みです。在宅医療を利用している患者の大多数が75歳以上であり、特に彼らに必要な薬剤師のケアが重要となっています。
Musubiの特性を活かした機能
「Musubi」は、薬歴の持ち運びが可能なクラウド型電子薬歴です。在宅医療の需要を受けて、訪問診療においてより効率的に活用できるよう進化しています。その中心にある「在宅訪問サポート機能」は、次の3つの主要機能から成り立っています。
1. 患者情報のクイック切り替え
この機能により、薬剤師は管理画面で複数の患者情報を迅速に切り替えられ、訪問時の情報確認がスムーズに。
2. 在宅医療に特化した画面表示
訪問時に必要な情報が一つの画面に集約され、情報確認が効率的になります。画面の切り替えが最小限に抑えられて、業務の流れを中断することなく必要な情報を得られます。
3. 薬歴の下書き作成機能
訪問中にメモを記録することで、薬歴への転記が簡単に行えます。
実際の業務フローを重視した開発
この機能の開発では、実際の薬剤師によるトライアル検証を通じて、現場での使いやすさを追求。複数の薬局法人と連携し、実務に即した仕様へと改善が重ねられました。
薬剤師の声
- - 「医師に同行するときの記録がかなりスムーズになり、処方に関する質問に対してもその場で迅速に対応できるようになりました。」
- - 「必要な情報へのアクセスが簡単になり、患者の情報を探す時間が大幅に短縮されました。」
今後の展望
カケハシは今後もMusubiを進化させていく予定で、特に「デバイスフリー対応」を計画中。この機能が実現すれば、在宅医療現場での柔軟な活用が可能になるでしょう。
Musubiの魅力
「Musubi」は、薬局や医療現場の効率化を図りつつ、患者への価値あるサービスを提供するために設計されています。在宅医療の新たな局面において、薬剤師はその専門性を活かし、質の高い薬学的支援を提供できることでしょう。
会社情報
カケハシは医療システムの革新を目指すヘルステック企業で、患者にとってより良い医療体験の提供を目指しています。これまでに、全国の薬局に対し12,000店舗以上での支持を得ており、今後も医療現場の進化に貢献していくことを約束します。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カケハシ
- 住所
- 東京都港区西新橋二丁目8番6号住友不動産日比谷ビル5階
- 電話番号
- 03-6825-2058
トピックス（IT）
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。