ENEOSとスーパーフォーミュラ
2025-08-12 14:24:27

ENEOSが全日本スーパーフォーミュラ選手権に低炭素ガソリンを供給へ

ENEOSが全日本スーパーフォーミュラ選手権の低炭素ガソリン供給へ



ENEOS株式会社は、このたび全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)2026シーズンに向けて、低炭素ガソリン「E10」の供給に関する基本合意を株式会社日本レースプロモーション(JRP)および次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(raBit)と締結しました。この取り組みは、サステナブルなエネルギーの実現に向けた重要な一歩とされています。

低炭素ガソリンとは



低炭素ガソリンは、化石燃料に代わる環境に優しいバイオ燃料として注目されています。特に、セルロースから製造されたエタノールを使用することで、原材料が食料と競合せず、廃棄物を有効利用することができるため、持続可能なエネルギー源としての可能性が広がっています。日本国内でも、2025年に閣議決定された第7次エネルギー基本計画において、その導入が推進されています。

3社の協力による実施



2025年8月、宮城県で開催されたSUPER FORMULAの東北大会に先立ち、福島県大熊町で記者会見および施設見学会が行われ、ENEOS、JRP、raBitの代表者が参加しました。この場で、サステナブルなモータースポーツ環境を実現するための各社の役割や協力内容が披露されました。ENIEOSが提供する国産セルロースエタノール混合の低炭素ガソリンは、レースに耐えうる品質が求められるため、すでにJRPは9月からテスト走行を行う予定です。

raBitとサステナビリティ



次世代グリーンCO2燃料技術研究組合raBitは、焼却や埋立処分されることの多いバイオマスを利用した燃料の研究を進めています。福島県浪江町で栽培された原料を使用し、大熊町で製造されたセルロースエタノールをSUPER FORMULAで活用することは、社会実装に向けた重要なステップと位置付けられています。

ENEOSのビジョン



ENEOSは、さまざまなエネルギーのトランジションを推進しつつ、「明日のあたり前をリードする」企業としての責任を果たそうとしています。環境への取り組みを一層強化し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて邁進しています。次世代燃料の研究、開発はもちろん、モータースポーツでの実践を通じてその成果を示し、より良い未来のための行動を促進していく考えです。

結論



ENEOSのこれらの取り組みは、単なるエネルギー供給を超え、持続可能な社会の実現に向けた道標となるでしょう。全日本スーパーフォーミュラ選手権の舞台で、どのようにエコロジーとモータースポーツが融合していくのか、その行方に注目です。


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会社情報

会社名
ENEOS株式会社
住所
東京千代田区大手町一丁目1番2号大手門タワーENEOSビル
電話番号
03-6257-7150

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