泉大津メディカルセンター
2024-10-23 20:40:34

新たに誕生した泉大津急性期メディカルセンターの全貌と地域医療の未来

泉大津急性期メディカルセンターが竣工



泉大津市に新たに誕生した泉大津急性期メディカルセンターが、2024年11月2日に竣工式を迎えます。この医療センターは地域住民の医療を支える重要な役割を果たすために設計され、大規模な医療施設としての機能を備えています。内覧会は翌日の11月3日に開催され、地域の皆さまにその全貌を直接見ていただく機会を提供します。

医療センターの概要



新しいメディカルセンターは、鉄骨造の地上7階建てで、総病床数は300床を誇ります。延床面積は約23,749㎡と非常に広大で、集中治療室(ICU)や手術室、放射線室などが設置されています。また、内科、外科だけでなく、消化器、循環器、脳神経科など多様な診療科が完備されており、より広範な医療ニーズに対応できます。

特徴的な救急医療システム



泉大津急性期メディカルセンターは、24時間365日体制の救急医療を強化しており、特に心血管や脳血管疾患に対する対応の品質を高めています。地域の救急医療体制を中心的に担うことを目指し、最新の医療技術と医療機器を使って、迅速かつ質の高い救急医療を提供します。

がん医療にも対応



この医療センターにはロボット支援手術や高精度の放射線治療が導入されており、がん患者にも安心して治療を受けることができる環境が整備されています。外来化学療法室も完備されており、患者の生活の質を重視した多職種チームによるケアが行われます。

災害に強い医療環境



また、大規模な災害時にも機能を維持できるよう、免震構造が採用されています。電気、水道、ガスなどのライフラインを72時間確保できるシステムを備えており、地域の安全を高めるための強固な基盤が築かれています。

完成に至るまでの経緯



泉大津市は、地域医療を支えるため、泉大津市立病院と社会医療法人生長会府中病院との統合・再編を進めてきました。この新たな施設の建設は、人口動態の変化や医療ニーズの多様化に対応するための重要なプロジェクトとして位置付けられていました。

今後は、泉大津急性期メディカルセンターとともに、府中病院や周産期小児医療センターがそれぞれの専門性を高めることで、地域の医療体制を強化していくことが期待されています。

竣工式と内覧会の詳細



竣工式は、2024年11月2日(土)に開催され、午前10時からテープカットセレモニー、11時30分から記念式典が行われます。
内覧会は、翌日11月3日(日)に9時から12時まで開催され、事前予約は不要です。アクセスは、JR阪和線「和泉府中駅」から徒歩約9分、また南海本線「泉大津駅」より南海バスでのアクセスも便利です。

市民の皆さまにとって、新たな医療の拠点となるこの施設が、地域医療のさらなる発展に寄与することを心から期待しています。


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会社情報

会社名
泉大津市
住所
大阪府泉大津市東雲町9番12号
電話番号
0725-33-1131

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