大阪で開催される「ごちゃまぜフェス2026」のクラウドファンディングが始動
大阪・西淀川で、多様性と相互理解を促進する「ごちゃまぜフェス2026」が2026年2月21日(土)に開催されることが決まりました。このイベントは障害、性別、人種、年齢を超え、多様な人々が集まる場として、NPO法人VARORによって企画されています。今回、このイベントの実現に向けて、1000人の支援者を募るクラウドファンディングが開始されました。目標金額は100万円で、支援は1人あたり1000円から可能です。
「ごちゃまぜフェス2026」の開催目的
VARORの理事長、辻和王氏は、現役支援学校教諭としての経験を活かし、「1万人から拍手を浴びる経験を子どもたちに提供し、その姿を見たお母さんにも喜んでほしい」という強い想いを持っています。今回のフェスは、将来的に京セラドームでの1万人規模のイベントを目指すための重要な第一歩と位置付けられています。
イベントの3つのコンセプト
本イベントは次の3つのコンセプトを基にしています。
1.
多文化交流
- 様々な障害や性別、人種、年齢の方々が、スポーツやアート、音楽を通じて集まる交流の場を提供します。
2.
社会貢献
- 防災や地域社会の課題に対応する団体の展示・体験ブースを設置し、楽しみながら学べる体験の機会を創出します。
3.
地域連携
- 西淀川区の企業や団体と連携し、コミュニティのつながりを育むインクルーシブな環境を作ります。
VARORの理念
NPO法人VARORの名前はスペイン語の「VALOR」に由来し、多様な価値を見出し、伝えることを使命としています。同団体では、性別や人種、年齢に関係なく、全ての人々の個性が尊重される社会の実現を目指しています。今回のごちゃまぜフェス2026は、すべての「個」が輝ける場として、企画されました。
注目のプログラム
特に注目されるのは「ごちゃまぜファッションショー」です。プロのスタイリストや美容専門学校の学生が参加し、一般から集めたモデルたちがランウェイを歩きます。このイベントは過去にテレビでも紹介され、誰もが主役になれる瞬間を作り出すことを狙っています。
クラウドファンディングの目的
このクラウドファンディングの本来の目的は、資金調達だけではなく、「1,000人の仲間を作ること」です。支援者の名前が特大ポスターに掲載されるなど、様々なリターンが用意されており、参加者自身がこのプロジェクトの一部となることができる仕組みです。集められた資金は、ボランティアの交通費や音響設備、エンターテイメントの出演料などに使用されます。
代表理事・辻和王からのメッセージ
辻理事長は、「ごちゃまぜな場での出会いや挑戦が生まれることを目指しています。地域と学校をつなぎ、誰もが楽しめる機会を提供することが私たちのコンセプトです」と語ります。イベントではステージパフォーマンスや出店ブース、キッチンカーも用意され、フットサル大会なども開催予定です。
まとめ
ごちゃまぜフェス2026は、未来に向けた大きな一歩です。この挑戦的なイベントを通じて、多様性を尊重し合う社会の実現に向けた第一歩を踏み出しましょう。参加を希望される方は、ぜひクラウドファンディングページにアクセスしてみてください。