クリュッグとにんじんの新たな魅力を探求するプログラム始動

クリュッグとにんじんの絶妙なコラボレーション

フランスの高級シャンパーニュメゾン、クリュッグが2025年に向けて新たなプログラムを発表しました。そのテーマは「KRUG×CARROT」。これは、クリュッグが今までのシングル素材とのペアリングプログラムを進化させ、にんじんを主役にしたユニークなレシピを探求するものです。世界中のクリュッグアンバサダーシェフたちが、各国の食文化を融合させながら創造性豊かに取り組んでいます。

食材へのオマージュ

クリュッグの創業者、ヨーゼフ・クリュッグの哲学に基づいたこのプログラムは、気候変動に左右されず、毎年最高のシャンパーニュを提供することを目指しています。特に、テロワール（地形や気候を反映した特定の実の伸び方）を重視し、それぞれの畑が持つ独自の個性を引き出すためのブレンド技術が活かされています。

「Krug in the Kitchen」では、単一の食材を使い、その無限の可能性を引き出すことに挑戦しています。2015年に始まり、これまでさまざまな「素朴で可能性に満ちた素材」を探求してきました。

にんじんの魅力を引き出す

2025年に選ばれた「にんじん」は、オレンジ、紫、白、黄色など多彩な色を持ち、甘味や酸味、苦味を自在に引き出すことができるため、シェフにとってまさに理想的な食材です。シェフたちはこの素材の特性を生かし、にんじんを使ったソースや炭火焼き、ジュース、スイーツなどさまざまなレシピを生み出しています。

クリュッグセラー・マスターのジュリー・カヴィル氏は、「シャンパーニュのブレンドとシェフのレシピ作りは、創造力と技術の交差点にある芸術」と語ります。このコラボレーションによって、料理とシャンパーニュは新たな体験へと昇華されます。

エディションナンバーの背後

毎年新たに登場するクリュッググランド・キュヴェは、そのエディションのナンバーによって、創業者の夢が何度再現されたかを示しています。2025年の「クリュッググランド・キュヴェ 173 エディション」は、異なる収穫年の150種のワインをブレンドし、約7年間熟成された一品です。また、クリュッグロゼ 29 エディションも、4つの異なる年からのリザーヴワインを使用した贅沢なマリアージュです。これらのシャンパーニュは、にんじんとの絶妙なペアリングが楽しめます。

自宅で楽しむためのレシピ本『Root for Thought』

さらには、クリュッグでは家庭でもシャンパーニュとにんじんを楽しむためのレシピ本『Root for Thought』が刊行されます。この本には、146名のクリュッグアンバサダーによる様々な創造的レシピが収められており、家庭で再現できる魅力的なペアリングが提案されています。

日本のクリュッグアンバサダーたち

日本からは、飯塚隆太や牛窪健人、加山賢太といった13名のクリュッグアンバサダーが参加しています。彼らの経験を通じて、にんじんの可能性を引き出すレシピが提供されるため、家庭でもプロの味を楽しむことができます。

クリュッグについて

クリュッグは1843年、ヨーゼフ・クリュッグによって設立され、妥協を許さない品質を追求する姿勢が受け継がれています。彼はシャンパーニュのコンセプトを超え、誰もが認める卓越した品質を実現しました。その哲学は現在6世代にわたって受け継がれ、高められ続けています。彼の情熱と革新は、クリュッグだけの特異な体験を提供する源泉です。

詳細については、クリュッグの公式サイトにアクセスしてください。クリュッグ公式HP