2025ショートショートフィルムフェスティバル、クリープハイプの『変な声』が話題賞に選出
2025年に開催される『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』が、話題賞を授与される作品にクリープハイプによる短編映画『変な声』を選んだことを発表しました。この映画祭は、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭として知られ、多くの注目を集めています。
作品概要
『変な声』は、クリープハイプのアルバム『こんなところに居たのかやっと見つけたよ』に収録されている作品で、レコーディング中の会話劇をベースにしたストーリーです。本作の脚本はバンドのボーカリストでありギタリストである尾崎世界観が担当し、監督には『ベイビーわるきゅーれ』で注目を浴びた阪元裕吾氏が起用されています。
キャストには、池松壮亮、森七菜、森優作が名を連ね、特に尾崎世界観も本人役で登場するなど、豪華な面々が揃っています。また、主題歌にはアルバム『変な声』収録の「天の声」が使用されています。
オープニングセレモニーの概要
2025年の映画祭は、5月28日に東京のTAKANAWA GATEWAY CITYでオープニングセレモニーが開催され、尾崎世界観と阪元裕吾監督が登場する予定です。この式典では、話題賞のトロフィーが授与されるほか、映画祭代表の別所哲也をはじめ、岩井俊二監督やオ・マンソクなどの多彩なゲストが出席します。レッドカーペットを歩くさまは注目の的となりそうです。
監督とスタートの背景
阪元裕吾監督は、1996年生まれの大阪府出身で、2018年に映画『ファミリー☆ウォーズ』で商業監督デビューを果たしました。これまでにいくつかの作品で評価を受けており、話題の『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの3作目はニューヨーク・アジアン映画祭でも高く評価されました。今後も阪元監督による作品には注目です。
一方、尾崎世界観は、クリープハイプのボーカルとして知られるだけでなく、作家としても活躍しています。彼の著書は多数あり、今作『変な声』ではその独特な視点が生かされたストーリーが展開されます。彼が持つ世界観が、映画と音楽の境界を超えて表現されることが期待されます。
映画祭の意義と参加方法
『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』は、短編映画に関心を持つ人々に向けて多彩なプログラムを展開します。今年はオンラインでの視聴も可能で、チケットは5000円から、事前に購入することができます。特にレッドカーペットセレモニー付きのチケットは人気があり、映画ファンにとって見逃せないイベントです。
2025年の映画祭は、映画の新しい息吹を感じる絶好の機会となるでしょう。クリープハイプの『変な声』を含む魅力的な短編映画の数々に触れながら、映画文化の多様性を体感してみてはいかがでしょうか。特に音楽と映画の結びつきを体現する同作は、観客に新たな視点をもたらすことでしょう。