昆虫の美しさと神秘を紐解く待望の書籍、『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』が2024年12月11日(水)に発売されます。この作品は、昆虫博士として名高い丸山宗利氏と、その仲間達である吉田攻一郎氏、法師人響氏によって手掛けられ、前作『驚異の標本箱 -昆虫-』から4年の時を経て、再び昆虫の世界を目の前にお届けします。
この新刊では、世界中から厳選された70種以上の昆虫が登場し、特殊な撮影技術である「深度合成」によって、昆虫たちの機能的美と独自の構造美が見事に表現されています。ムラサキスカシジャノメに周期ゼミ、さらにはアフリカのカミキリまで、世界各国の昆虫の魅力に迫る内容となっています。フォトグラフィーと科学的な知見が融合したこの書籍は、昆虫ファンだけでなく、自然界の美を感じたい全ての人に向けた一冊です。
著者の魅力
著者の一人である丸山宗利氏は、九州大学で准教授として教鞭を執りつつ、昆虫学に情熱を注いでいます。彼は、国内外で多くの新種を発見し、研究活動の傍ら、昆虫の深度合成写真撮影法を開発しました。その成果として2019年には受賞歴のある『驚異の標本箱 -昆虫-』を刊行し、昆虫の魅力を広げてきました。
吉田攻一郎氏は工業デザイナーとして活動し、幼少時から昆虫に魅了され続けてきた一人です。彼のデザインに対するセンスと昆虫への愛情が、この作品にも大いに寄与しています。
法師人響氏は昆虫写真家として、様々な生き物の魅力を伝える努力を重ねてきました。彼は「Tokyo bug boys」として自然の美しさを多くの人に知ってもらうための活動をしています。
この書籍の魅力
『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』は、160ページにわたり、70種以上の昆虫の美しさを収めており、読み進めるごとに新たな発見があります。ページをめくるたび、それぞれの昆虫が持つ多様性と神秘的な魅力に圧倒されることでしょう。
また、各昆虫の生態や特徴についても詳しく解説しており、読み応えも抜群です。さらに、昆虫に対する著者たちの情熱や愛情も感じられる内容となっており、読み手の心を打つことでしょう。
まとめ
この『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』は、昆虫の美しさを改めて認識し、自然界への興味を掻き立てる一冊です。昆虫好きな方も、まだ興味が薄い方も、ぜひ手に取ってみてください。美しい写真と豊富な知識が、あなたを新たな昆虫の世界へと誘ってくれることでしょう。