AIカメラを用いた店舗DXの最新情報
2026年4月8日から10日にかけて、東京ビッグサイトで開催された『第15回 EC・店舗 Week 春』において、株式会社ラネットが自社のAIカメラ「キヅクモ」を紹介しました。この展示会では、来場者の動向をAIカメラを使って可視化し、その成果をレポートとして発表しています。
AIカメラと多店舗管理
ラネットのブースでは、AI機能を搭載したネットワークカメラを用いて「多店舗・多拠点の一括管理」をテーマに展示。特に、カスタマーハラスメント(カスハラ)への対策も重要なポイントとして取り上げられています。来場者は、スマートロックとAIカメラの連動デモに興味を示し、店舗の移動コストをゼロにする「遠隔施解錠」の実用性を体験しました。この取り組みは、効率的な店舗運営を実現するものとして評価されています。
安全性と心理的安心
展示会中、「カスハラ対策」や「人手不足」への関心が非常に高く、単なる防犯の枠を超え、スタッフの心理的な安全を守るインフラとしてのカメラ活用が求められています。多様な業界からの来場者は、防犯カメラの役割が変わってきているとの実感を得たことでしょう。特に製造業の来場者からは、一人作業時の安全管理が重要視されており、AIの進化に対する期待が高まっています。
新たな課題と期待
来場者との対話を通じて見えてきたのは、店舗運営が直面する「人手不足」に伴う安全管理問題です。作業員が一人で作業中に発生する事故に対して、AIカメラを利用したリアルタイムでの画像確認や、今後のAI機能拡張に期待が寄せられています。また、カスハラ対策の義務化に向けて、音声記録機能が求められています。このようなトラブルの兆候を早期に把握することで、従業員のストレスを軽減し、離職を防ぐことにつながると考えられています。
移動コストの削減による効率化
多店舗を運営する管理職層からは、カギを開けるために店舗へ移動する必要があるという物理的移動への不満が多く寄せられました。ミニチュアドアを使ったデモに対し、「これなら現場に行かずに済む」との肯定的な反応が目立ち、即座に導入を検討する声もありました。
今後の展望
今回の展示を通じて、防犯カメラの役割が「備え」から「スタッフと利益を守るためのインフラ」へとシフトしていることが確認されました。ラネットは、ビックカメラグループのネットワークを活用し、キヅクモを通じて人手不足や法改正に立ち向かう店舗運営者を支援する考えです。
展示会の概要
・名称: 第15回 EC・店舗 Week 春
・日時: 2026年4月8日(水) ~ 4月10日(金)
・会場: 東京ビッグサイト
会社概要
・会社名: 株式会社ラネット
・所在地: 東京都豊島区東池袋一丁目18番1号 Hareza Tower 15F・16F
・代表取締役社長: 中川 景樹
・事業内容: モバイル事業、コンテンツ事業、教育事業など多岐にわたる事業を展開。
ラネットは、今後も現場のニーズに応じたデジタルソリューションを提供することで、店舗運営の革新を図っていく予定です。