北海道の特産品を活かした新コーヒー「北見ハッカ珈琲」登場

北見ハッカ珈琲の魅力

2024年8月1日、北海道内限定で「北見ハッカ珈琲」が新たに登場しました。この製品は、北見産のハッカをブレンドしたアイスコーヒー専用のコーヒーパウダーです。パウダーフーズフォレスト株式会社が展開する「HOKKAIDO CAFEシリーズ」の一環として販売される今回の商品は、北海道の豊かな食文化をコーヒーを通じて楽しむことを目的としています。

清涼感と相性の良いアイスコーヒー

「北見ハッカ珈琲」は、コーヒーとハッカの風味が見事に調和した新感覚の飲み物です。パウダーをお湯に溶かすことで、ほんの5秒で本格的なアイスコーヒーが完成します。コーヒーのすっきりした苦味と酸味に加え、北見産のハッカが持つさわやかな清涼感が絶妙に調和し、この暑い夏にぴったりの味わいとなっています。

北見のハッカの歴史

北見市のハッカ産業は、明治時代に始まりました。特に冷涼な気候と豊かな土壌が良質なハッカの栽培に適し、一時は北見産ハッカが世界の生産の7割を占めるほどの一大産業に成長しました。しかし、昭和後期に入ると、ハッカの輸入自由化や合成ハッカの台頭により、その生産量は大幅に減少。現在はかつての栄光とは異なり、ハッカの生産はごく一部の農家に限られています。それでもなお、北見市はハッカ油やハッカ飴などの名産品でその名を広めています。

新たな展開と商品の特徴

今回発売された「北見ハッカ珈琲」は、特にアイスコーヒー向きに作られたハッカのパウダーを使用しています。希少な北見産ハッカ「ほくと」を選ぶことにより、輸入品とは異なる独自のハーブの風味を楽しむことができます。製品は、スティックタイプで「2cups」と「6cups」の二種類が用意されており、手軽に楽しめるのが特徴です。

一口含んだ瞬間は、コーヒー特有の苦味と酸味を感じ、その後にハッカの清涼感が広がります。この絶妙なバランスが、アイスコーヒーには欠かせないさわやかさをもたらすのです。

北海道限定の商品展開

「北見ハッカ珈琲」は、道内のリゾートホテルや空港、道の駅などで手に入ります。年内には「HOKKAIDO CAFE by INIC coffee」シリーズのさらなる商品展開も予定されており、北海道の特産品を使用した新たな商品が続々登場します。

この夏、北海道を訪れる際には、ぜひ「北見ハッカ珈琲」を試してみてはいかがでしょうか。さわやかなハッカの風味が、あなたの旅の記憶を鮮やかに彩ってくれるでしょう。