LINEスクール連絡帳がスズキ校務シリーズと連携開始！学校業務の効率化が進む

教育業務の未来を切り拓く連携

2023年10月から、LINEヤフー株式会社が提供する「LINEスクール連絡帳」と、スズキ教育ソフト株式会社の「スズキ校務シリーズ」「スズキ校務evanix」がシステム連携を開始します。これにより、名簿情報や出欠情報を効率良く管理できるようになり、学校業務の効率化が期待されています。

LINEスクール連絡帳について

「LINEスクール連絡帳」は学校と保護者をつなぐコミュニケーションツールで、学校に特化した機能を搭載しつつも、基本機能を無料で利用可能です。特に、「遅刻や欠席の連絡」「おたよりの配信」「日程調整」など、教員や保護者の負担を軽減する多様な機能が搭載されています。

このシステムは、2025年に予定されている「教育DXロードマップ」にも対応しており、約7割の課題解決が可能です。

スズキ校務シリーズの強み

スズキ教育ソフトの「スズキ校務シリーズ」は、学校業務のさまざまなニーズに応えるために設計されています。このシステムは、児童生徒に関する基本情報や成績、出欠、保健情報を一元管理できるため、校務文書作成や学校運営をスムーズに行える点が特徴です。新しく開発された「スズキ校務 evanix」では、セキュリティや連携機能が強化され、クラウドサービスとしてさらに進化しています。

連携の具体的なメリット

10月からの連携により、名簿や出欠情報がスムーズに移行できるようになり、これまで多くの時間をかけていたデータ入力作業が大幅に削減されます。具体的には、移動元のシステムからCSVデータをダウンロードし、それを移動先にアップロードするだけで情報連携が完了します。この手間の軽減により、教員の業務負担が大きく減少します。

さらに、今後はAPI連携の実装も予定されており、自動的に情報が連携されることで、作業の効率化がさらに進む見込みです。

使用するメリット

「LINEスクール連絡帳」は、2026年3月31日までの期間中、無料で利用できる有料プランを提供し、特に集金業務を簡略化する「集金機能」オプションも校数限定で無償キャンペーンが行われています。これにより、より多くの学校が新しいシステムの恩恵を受けられるでしょう。

未来へのビジョン

LINEヤフーの教育事業は、教育が変われば社会が変わるとの信念のもと、「WOWなライフプラットフォーム」を創造し、より良い未来を目指しています。教師や保護者の負担を軽減しつつ、教育の質を高めるために、この新しいシステムを積極的に活用していくことが求められます。

詳細な情報や利用希望の方は、各社のウェブサイトをご覧いただくことをお勧めします。

会社情報