アイシティが足利市と環境協定を締結
2025年3月11日、ホヤ株式会社のアイケアカンパニーが、栃木県足利市と『使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定』を締結しました。これにより、アイシティは地域のプラスチックごみ削減に取り組み、循環型社会の構築を目指しています。
背景
本プロジェクトは、足利市が目指す「豊かな自然と人と歴史が調和する環境に優しいまち」との強い相性から実現しました。アイシティは、使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収を通じて、環境保護活動に取り組むエコプロジェクト『アイシティ ecoプロジェクト』を推進しています。
協定の内容
今回の協定では、アイシティが全国で実施しているコンタクトレンズ空ケースの回収活動を足利市がサポートします。具体的には、足利市が情報発信や回収活動を行い、市民にプラスチックごみ削減の重要性を啓発します。
回収拠点
回収ボックスは、以下の24カ所に設置されます:
- - 足利市役所本庁舎1階市民ホール
- - 行政サービスセンター
- - 各公民館 など
アイシティ ecoプロジェクトについて
アイシティ ecoプロジェクトは、2010年に始まった全国的なリサイクル活動で、使用済みコンタクトレンズの空ケースを回収し、リサイクルを促進しています。現在、全国のアイシティ店舗を含む約6,890カ所に専用ボックスを設置し、リサイクルを強化しています。
参加団体数
2025年2月時点での参加団体は次の通りです:
- - 学校: 3,110校(小・中・高・大学・専門学校など)
- - 企業: 1,208社3,455拠点
- - 自治体: 406拠点
回収効果と貢献
アイシティの活動を通じて、これまでに740.37トン、すなわち約7億4,000万個の空ケースを回収した実績があります。これにより2,043.07トンのCO2削減に成功し、公益財団法人日本アイバンク協会へ寄付した合計金額は16,408,968円に上ります。この寄付金は、視力を回復したい方々へ有効活用されています。
HOYA株式会社の概要
HOYA株式会社は、アイケアカンパニーを展開し、国内外のコンタクトレンズ市場で最高クラスのシェアを誇る企業です。アイシティの店舗は368店舗(2025年3月1日現在)を展開し、経営基盤を強化しながら着実な成長を遂げています。
今後の展望
アイシティは、今後も地域や企業と連携し、環境問題の解決に向けた活動を拡充していく方針です。使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収を通じ、より多くの方々の意識を喚起し、持続可能な社会の実現へ貢献していくことでしょう。