EREグループと丸紅が関西での低圧太陽光発電の協業を開始

EREグループと丸紅が関西エリアで協業開始



ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社(以下ERE)と丸紅株式会社は、関西地域において低圧太陽光発電所の開発を共同で進めることになりました。このプロジェクトは、二社間で締結された基本契約に基づくもので、太陽光発電所の建設において丸紅が手掛けた施設を今後EREが引き継ぐ形で進められます。

プロジェクトは未来志向の大規模な取り組みとして、まずは合計設備容量が10MWに達する約100件の発電所を、2023年から順次着工し、2027年度中には全ての発電所を運転開始予定です。これらの発電所で生み出される電力は、企業向けに設立されるコーポレートPPAを通じて需要家に供給される見込みです。

再エネのニーズと太陽光開発の現状


近年、再生可能エネルギーの重要性がますます高まっています。特に太陽光発電はその代表的な形態ですが、国内では適地の確保が難しくなっているのが現状です。そこで、丸紅の持つ全国各地の開発事業者やEPCとの強固なネットワークが足りなくなったその地域の開発プロジェクトにおいて、たいへん重要な役割を果たすとされています。

一方で、EREグループは発電所の開発だけでなく、蓄電池の利用やコーポレートPPAによる電力販売にも強い専門性を持っています。この協力体制により、厳しい条件下であっても迅速に太陽光発電所の開発を進めることが可能になると、両社は考えています。さらに、この取り組みは今後の事業展開にもつながり、次第にプロジェクト規模を拡大していく計画のようです。

信頼性の向上に向けた動き


EREは再エネ専業の発電事業者として、フィジカルおよびバーチャルPPAの実績を全国で積み上げてきました。これにより、企業が安心して長期契約を結ぶことができる体制の構築に努めています。再生可能エネルギーの普及や脱炭素社会の実現に向けては、これまでの経験と実績を基に、一層の拡大を図る方針です。

未来へのビジョン


EREは、『再生可能エネルギーで世界を変える』という明確なビジョンを持っています。このビジョンの実現に向けて、より多くの事業者とのパートナリングが必要であり、タイムリーな発電の確保が求められる中での協業は、将来を見据えた重要なステップであると言えるでしょう。

このように、EREグループと丸紅のコラボレーションは、再エネの拡大を促進し、持続可能な社会の実現に向けた強いメッセージとなります。

会社情報

会社名
ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社
住所
東京都港区麻布台1丁目3-1麻布台ヒルズ森JPタワー45階
電話番号
03-6455-4900

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