i Laboの水素エンジントラック、商用車電動化補助対象に認定！

i Laboの水素エンジントラックが商用車電動化の新たな一歩

i Labo株式会社が開発した水素エンジントラックが、環境省、経済産業省、国土交通省が連携して実施する「商用車等の電動化促進事業（改造車）」の補助対象に認定されました。この認定は、水素エンジン技術を用いた商用車の実用化に向けた強力なサポートとなることでしょう。

商用車等の電動化促進事業とは

商用車等の電動化促進事業は、2050年に実現を目指すカーボンニュートラルを見据え、商用車の電動化を推進するための補助金事業です。このプロジェクトは省エネ法に基づいて運営され、事業者が電動車両や充電設備を導入する際の費用を支援することで普及を促進しています。私たちの未来のためには、クリーンエネルギーを活用した移動手段の普及が不可欠です。

水素エンジントラックの詳細

今回、補助対象に認定された水素エンジントラックは、8トンクラスのディーゼルエンジン中型トラックを改造したものです。このトラックは水素エンジンへとコンバージョンされ、荷室の容量を確保するために大容量水素タンクをフレームサイドに搭載しています。水素タンクの容量は9.4kgで、実用化に向けた設計が施されています。

環境への貢献

i Laboは、これまでの水素エンジン研究に基づき、地球温暖化対策としての脱炭素化を進めるべく、産業領域において水素を燃料とした新たなエンジンの可能性を広げています。水素エンジンは、非化石燃料パワートレインとしての強力な選択肢であり、今後の持続可能な社会の実現に向けて、大きな役割を果たすことでしょう。