技能実習制度の未来
2025-03-12 16:21:29

外国人技能実習制度から育成就労制度への移行を考えるシンポジウム

外国人技能実習制度シンポジウムが静岡にて開催!



2023年、外国人技能実習制度が育成就労制度へと移行することが決まり、これを受けて静岡市でシンポジウムが行われます。シンポジウムのテーマは「適正な受け入れと人材育成の意義、新たな制度へ」。これは、新制度の導入に伴う問題や課題を考える貴重な機会となることでしょう。

シンポジウムの背景


外国人技能実習制度は、過去に劣悪な労働環境や賃金不払い、人権侵害など様々な問題点が指摘されてきました。これにより制度の廃止を願う声も高まり、シンポジウムなどが開催されてきました。しかし、途上国からの人材育成や技術の移転に関しては、あまり注目されていませんでした。一般社団法人グローバル人財サポート浜松は、外国人技能実習機構と連携してこのシンポジウムを企画し、これまでの事例を通じてこの問題を再考する機会を提供することにしました。

シンポジウムの内容


シンポジウムは令和7年3月14日(金)の13:30から16:30まで、クーポール会館にて開催されます。ハイブリッド形式で行われ、対面とオンラインの両方で参加が可能です。以下はプログラムの詳細です。

第1部:事例報告


時間:13:40〜14:00
内容:元技能実習生が母国でどのように活躍しているかについての事例が紹介されます。発表者は望月英氏で、日本で習得した技術を活かしている実績に焦点が当てられます。

第2部:パネルディスカッション


時間:14:00〜15:15
テーマ:受け入れ企業が果たすべき役割と、適正な受入れが与える影響について議論します。コーディネーターには藤沢久美氏が務め、さまざまな観点から話が進められます。

第3部:取組事例紹介


時間:15:15〜16:00
内容:職場内環境点検に関するセルフチェックシートが紹介され、外国人労働者の職場環境改善のための取組みについて解説されます。長野修一氏が説明を担当します。

情報交換会


時間:16:00〜16:20
シンポジウム終了後には、参加団体から事業紹介や相談窓口、教育補助金の案内が行われる、情報交換の場も設けられます。

参加者への呼びかけ


現在外国人労働者を受け入れている事業所や、将来的に受け入れを検討している事業所の方々にとって、このシンポジウムは貴重な学びの場となります。ぜひご参加ください。

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後援:外国人技能実習機構、静岡県、名古屋出入国在留管理局
助成:トヨタ財団


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会社情報

会社名
一般社団法人グローバル人財サポート浜松
住所
静岡県浜松市中区八幡町23
電話番号
053-482-8451

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