渋谷の新たな文化経験を提供するトークイベント
多様な文化体験が楽しめる渋谷で、株式会社東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」が新たにトークイベントを開催します。大人や子供が楽しめる「浮世絵×能・狂言大人もこわい!おばけのはなし」と題したこのイベントは、12月5日(金)に、セルリアンタワー能楽堂で行われます。
浮世絵と能・狂言が結びつく
このトークイベントは、浮世絵専門の太田記念美術館とのコラボレーションで実現しました。太田記念美術館の主席学芸員である日野原健司さんと能楽師の安田登さんが登場し、浮世絵と能・狂言における「おばけ」や「人ならざるもの」について深堀りします。特に、日野原さんは「さがしえほん こわい浮世絵 おばけやしき」という本の監修を行い、その内容を生かして浮世絵の不気味さや面白さを観客に伝えます。
トークでは、観客は浮世絵に描かれた幽霊や妖怪に触れながら、彼らの文化的背景や見方を学びます。また、安田さんは能・狂言におけるおばけの世界を解説し、古典芸能がどのように現代の感覚と結びつくのかを考察します。二人の専門家が魅力的な語り口で、観客を引き込んでいくことでしょう。
渋アートの取り組み
このイベントは「渋アート」という取り組みの一環として位置づけられています。若者や観光客で賑わう渋谷の街では、上質な美術品や伝統芸能に触れる機会が多くなっています。「渋アート」は、従来の渋谷のイメージから脱却し、アートと文化の新たな魅力を発信することを目指しています。イベントを通じて、渋谷の文化的な側面に対する理解を深め、訪れることで得られる楽しさや学びを促進しているのです。
詳細情報と参加方法
トークイベントは19時から開始され、入場は18時30分から可能です。チケットは前売り2,000円、当日券は2,500円となりますが、残席がある場合のみ販売されるため、事前購入をお勧めします。チケットはオンラインや各種窓口で購入できますので、興味がある方は早めに入手することをお勧めします。
文化への招待
このトークイベントは、浮世絵や能・狂言に触れる貴重な機会を提供してくれます。大人も怖がるような「おばけ」の話を通して、文化の新たな側面を探ることができるでしょう。また、日野原さんと安田さんの語りを楽しむことで、伝統芸能の枠を超えた新たな視点を得ることができます。ぜひ渋谷を訪れて、文化への扉を開いてみてください。詳細は「渋アート」のWebサイトでも確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
渋アート公式サイト
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