Datadogによるクラウドセキュリティの最新レポート
2026年1月28日、東京において、Datadog, Inc.が最新の「クラウドセキュリティの現状」レポートの日本語版を発表しました。この報告書では、現代のクラウド環境におけるセキュリティ戦略の変化と、その急速な普及について詳しく分析されています。
セキュリティの現状とトレンド
Datadogが実施した調査では、AWS、Azure、Google Cloudを利用する数千の企業のデータを元にセキュリティ対策の実態を明らかにしました。その結果、非常に注目すべき数字が出てきました。それは、約40%の企業がデータペリメータを活用しているということです。このデータペリメータの実装は高い技術力を要求するものですが、その普及率は驚くべきものです。
特に、最も一般的な実装方法としては、S3バケットポリシーやVPCエンドポイントポリシーが挙げられています。これらのポリシーを用いることで、企業はより高度なセキュリティを確保できるわけです。
マルチアカウント環境の利点
さらに、セキュリティリスクを軽減するための新たな戦略として、マルチアカウント環境の導入が進みつつあります。攻撃者が単一のアカウントを狙う中で、AWS Organizationsによる複数アカウントの中央管理が、セキュリティのベストプラクティスとして定着しています。Datadogの調査によると、86%の企業がこのマルチアカウント環境を利用しており、そのうち70%はすべてのアカウントがOrganizationに参加しているとのこと。
このような中央管理の仕組みを導入することで、企業は一貫したセキュリティ要件を適用し、リスクを管理しやすくしています。
認証情報の脅威
また、企業が新たなセキュリティ戦略を採用する背景には、依然として認証情報の盗難が大きな脅威であることが挙げられます。特に、有効期限が設定されておらず長期間使われ続ける認証情報が、ソースコードやビルドログ、さらにはアプリケーションに漏えいするケースが増えています。実際、調査結果では、AWS IAMユーザーの59%、Google Cloudのサービスアカウントの55%、Microsoft Entra IDアプリケーションの40%に、1年以上前に作成されたアクセスキーが存在していることが示されています。
未来への取り組み
DatadogのCISOであるエミリオ・エスコバーは、「あらゆるアイデンティティは、私たちの重要なデータへの潜在的な侵入口となり得る」と述べています。彼は、強固なアクセス制御と継続的な検証が、現代のセキュリティ環境において欠かせないものであると強調しています。
Datadogが提供するクラウドセキュリティの支援について詳しく知りたい方は、以下のリンクから詳細をご覧ください。
Datadogクラウドセキュリティレポート
Datadogについて
Datadogは、クラウドアプリケーション向けにオブザーバビリティとセキュリティを統合したプラットフォームを提供しています。インフラストラクチャーのモニタリングやアプリケーションパフォーマンス、ログ管理などを通じて、企業のテクノロジースタック全体にわたるリアルタイムな可視化とセキュリティを実現しています。
このように、Datadogはさまざまな業界でデジタルトランスフォーメーションを支援し、ビジネスチーム間の協力を促進し、アプリケーションの開発から問題解決までの時間を短縮しています。