品質とデザインの融合。京都発の壁紙ブランド「織彩美」と「WhO」が業務提携

壁紙デザインの新時代：織彩美とWhOの業務提携

日本のインテリアデザインシーンに新たな風を吹き込む壁紙ブランド「WhO（フー）」が、京都の小嶋織物株式会社の新ブランド「織彩美（しきさいび）」と業務提携を結びました。この提携により、WhOの多彩なデザインを用いた織物壁紙および襖紙が提供されることになります。

壁紙の新たな表現

WhOは、色彩豊かで独創的なデザインを使い、自宅や商業スペースに新しい魅力を与える壁紙を提案するブランドです。今回は、そのデザインが人気のブランド織彩美に登場します。織彩美は、天然素材にこだわり、麻や綿を使用した高品質な織物壁紙と襖紙を展開。デジタルプリント技術を駆使し、現代のインテリアに相応しい製品を提供することに力を入れています。

提携によって実現するのは、WhOの「PATTERNS」シリーズから選ばれたデザイン。これにより、織物壁紙や襖紙に新しいテクスチャーを加えることで、より一層多様な空間表現が可能になります。色合いやデザインが豊富に揃い、どんな空間にもマッチしやすい点も大きな魅力です。

小嶋織物と織彩美の背景

京都府木津川市に本社を構える小嶋織物は、約100年前に設立され、織物業界で長い歴史を持つ企業です。1950年代からは襖紙用の織物製造を開始し、1970年代には洋室の増加に対応する形で織物壁紙を展開しました。現在では、日本国内での織物ふすま紙と織物壁紙のトップシェアを持ち、皇居や高級ホテルをはじめとした多くの場所で使用されています。

織彩美としての取り組みでは、製品の一貫生産を維持しつつ、環境に配慮したサステナブルなビジネスモデルを実践。特にデジタルカタログの採用により、CO2排出量の削減に貢献しています。さらに、「GREENGUARD Gold認証」を取得したインクを使用することで、健康と環境を意識した製品作りをしています。

期待される協業の未来

WhOと織彩美の提携は、今後の日本のリフォームやリノベーション市場の需要にしっかりと応えることが期待されています。温かみのある質感と美しいデザインの壁紙は、住宅だけでなく、宿泊施設や店舗など多種多様な空間を彩ることでしょう。さらに、顧客のニーズに応じたデザイン customizationや、リソースの無駄をなくす柔軟な対応も可能となるこの提携、業界の変革を促す一歩となるのではないでしょうか。

まとめ

業務提携を通じ、WhOのデザイン性と小嶋織物の製造技術が融合することで、これまでにない新しい壁紙の姿が見られることになるでしょう。空間デザインにおいて、より多くの選択肢と奥行きを提供するこの取り組みに、私たちも期待を寄せています。具体的な製品詳細やデザインの選択に関しては、運営を行う小嶋織物株式会社に直接お問い合わせてください。