子どもたちと共に花の命を育む企画が札幌で開催される

子どもたちと花の命をつなぐプロジェクト

札幌市に本社を置く株式会社ブロックコーポレーションが運営するフラワーブランド「HUG FLOWERS」は、地域での連携活動の一環として、花育プロジェクト「ひと花プロジェクト」をときわみなみのこども園で開催しました。この取り組みは、使用されずに廃棄される運命にあったロスフラワーを活用し、子どもたちに「命に触れる体験」や「花を贈る喜び」を提供することを目的としています。

子どもたちの笑顔が花を咲かせる

当日のイベントには、子どもたちが色とりどりの花に触れながら笑顔を見せ、その様子はとても微笑ましいものでした。スタッフは、子どもたちが自由に花に触れることができる場を提供したいと考え、様々なアクティビティを通じてその思いを実現しました。具体的には、ブーケづくり、リース制作、花びらからの色抽出実験、生け花体験など、多彩なプログラムが用意されました。

生命力あふれる花とのふれあい

この日は、花の色、香り、手触りを体験することができ、普段は触れることの少ない「命あるもの」に触れ合う貴重な時間を過ごしました。子どもたちの中から「お家に花を飾りたい」「花を育てたい」「プレゼントに花を使いたい」といった声が上がり、花を創作する楽しさや、誰かに与える優しさを実感する姿が見られました。このような体験を通じて、子どもたちが育む心は何物にも代えがたいものです。

ロスフラワーの新たな命

今回使われたのは、約300本のロスフラワーでした。このプロジェクトは、品質や規格の理由で市場に出られなかった花を地域の教育に生かすものであり、環境保護活動以上の意味を持っています。「花を通じて人と人がつながる」という理念のもと、地域の文化育成に貢献しています。その取り組みの中で、「花で暮らしを豊かに」という思いを持ちながら、今後も教育機関や自治体との連携を強化していくことを目指しています。

次回のイベントに向けて

この花育プロジェクトは教育機関からも高く評価されており、次回の実施が12月3日に同じくこども園で予定されています。その際には、ドライフラワーを使ったリースやオーナメントを製作し、クリスマスの飾りとして園に彩りを添える予定です。HUG FLOWERSのスタッフは「子どもたちとの時間を通じて、私たちも花の魅力に触れることができ、さらに好きになりました。これからもお花の魅力をじっくり伝えていきたい」と意欲を見せています。

参加を希望する方や取材希望者は、ぜひお問い合わせください。地域を豊かにするこの活動に一緒に参加することで、花の素晴らしさを共に体験してみてはいかがでしょうか。