スカイファームの挑戦
2025-10-31 15:05:35

商業施設DXの新境地を切り拓くスカイファームの資金調達

商業施設DXプラットフォーム「NEW PORT」で新たな挑戦



スカイファーム株式会社(本社:神奈川県横浜市)の提供する商業施設向けDXプラットフォーム「NEW PORT」が、第三者割当増資による資金調達を実施しました。この出資は、TAKANAWA GATEWAY地球益投資事業有限責任組合、KDDI Open Innovation Fund V、HHP共創ファンド1号などの投資家から得られたもので、今後の事業成長に向けた重要なステップです。

資金調達の背景



「NEW PORT」は、商業施設における顧客接点のデジタル化を実現するプラットフォームです。テーブルオーダー、デリバリー、テイクアウト等、多様なモバイルオーダー機能が統合的に提供され、このシステムは顧客体験の向上とテナントのオペレーション効率化に寄与しています。

現在、販売チャネルの多様化によって小売や飲食業界は複雑化しており、特に人手不足が主要な課題とされています。「NEW PORT」は、業務効率を改善し、省人運営をサポートすることで、こうした課題を解決する手助けをしています。

今後の展開



資金調達によって、スカイファームは海外展開などに対応する施設や領域の拡大を目指します。また、顧客体験(CX)チームの機能を強化し、配送ロボットやスマートロッカーとの外部システム連携を深化させることで、より多様な利用シーンを生み出します。

引受先の期待



今回の投資を行ったグローバル・ブレイン株式会社の代表取締役社長、百合本 安彦氏は、「スカイファームはリテール業界の人手不足や運営効率化に対するユニークなアプローチをもっている」と評価。また、TAKANAWA GATEWAYファンドの天内 義也氏も、同社の取り組みが新たな顧客体験を生み出すと期待を寄せています。

KDDIの武田 裕子氏は、「商業施設の体験価値と運営の両面を進化させる挑戦に大きな可能性がある」とし、KDDIの資産を活用した支援を示唆しています。

スカイファームのビジョン



スカイファームの代表取締役、木村 拓也氏は「街の居心地を高めるためのテクノロジーの開発・運用に取り組んできた」とし、今回の出資を機にさらなる成長を目指す意向を表明しました。また、商業施設を越えた多様な場面での導入が進み、顧客体験の向上を目指します。特に、「新しい街の体験価値創出」というビジョンを掲げ、無人配送との連携による新たな可能性を探求する姿勢を示しています。

今後の成長に期待



スカイファームは、さらなる事業成長を加速させるため、採用強化を行い「GOOD TIME, GOOD PLACE.」の実現に向けたチームを築いていきます。今回の資金調達は、商業施設DXのリーディングカンパニーとしての地位確立のための大きな一歩です。「NEW PORT」を駆使し、今後も革新に挑み続けるスカイファームに、これからも注目が集まります。


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会社情報

会社名
スカイファーム株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー7F
電話番号

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