株式会社SkyDrive(以下「SkyDrive」)と九州旅客鉄道株式会社(以下「JR九州」)は、九州エリアにおける「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指し、連携協定を締結しました。
SkyDriveは、2025年の大阪・関西万博を皮切りに、空飛ぶクルマの事業拡大を目指しています。一方、JR九州は、2030年長期ビジョンで「安全・安心なモビリティサービスを軸に地域の特性を活かしたまちづくり」を掲げており、両社の連携により、九州エリアの観光客誘致や地域活性化に貢献していくことを目指しています。
今回の連携では、空飛ぶクルマを用いた新たなモビリティサービスの導入を検討することで、九州エリアの開発やMaaS(Mobility as a Service)事業の拡大、さらには地域課題の解決に貢献することを目指しています。
具体的な取り組みとしては、JR九州が持つ鉄道駅や商業施設などを活用した「空飛ぶクルマ」運航ルートの開設について、事業スキームや導入エリアなどを詳細に検討していく予定です。
両社は、次世代モビリティとしての期待が高まっている「空飛ぶクルマ」の実用化によって、観光客誘致や地域活性化を促進し、より魅力的なまちづくりを目指していくとしています。
SkyDriveについて
SkyDriveは、空飛ぶクルマの開発・製造・販売・運航サービスなどを提供する企業です。2018年7月に設立され、電動垂直離着陸航空機(eVTOL)の開発に注力しています。
JR九州について
JR九州は、九州エリアを管轄する鉄道会社です。安全・安心なモビリティサービスの提供を軸に、地域活性化や持続可能な発展に貢献する活動を積極的に展開しています。
「空飛ぶクルマ」とは
「空飛ぶクルマ」は、電動化や自動化などの航空技術を活用した次世代の空の移動手段です。垂直離着陸が可能で、従来の航空機に比べて離着陸場所を選ばないことから、都市部での活用が期待されています。
連携による期待効果
今回の連携によって、以下の効果が期待されています。
九州エリアの観光客誘致促進
地域活性化
新規ビジネスモデルの創出
MaaS事業の拡大
* 地域課題の解決
SkyDriveとJR九州の連携は、日本の空飛ぶクルマ社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。