新登場「RICOH IT11」
2025-06-25 13:19:42

リコーが誇る国産産業用ボードコンピュータ「RICOH IT11」新登場

リコーPFUコンピューティングの最新技術が生み出した「RICOH IT11」



リコーPFUコンピューティング株式会社は、国内の産業用コンピュータメーカーとして、2025年4月に誕生したばかりの会社ですが、この度新たに「RICOH IT11」を発表しました。この新製品は、Intel Atom® x7000E/x7000REシリーズを搭載し、ファンレス設計で厳しい条件下でも安定して運用できる産業用ボードコンピュータです。2023年6月25日から販売を開始します。

高性能と省電力を兼ね備えた最新モデル



「RICOH IT11」は、8コアのIntel Atom®プロセッサーを使用しており、これにより高性能でありながらも省電力設計が実現されています。特にこのモデルは、従来の第8世代Core™ i3や第7世代Core™ i5を上回るマルチスレッド性能を誇ります。工場の生産ラインや医療機器など、さまざまな産業のニーズに応えるべく設計されています。

日本製の安心感



「RICOH IT11」は、品質とサポートが高く評価されている国内設計・製造のボードコンピュータシリーズの最新モデルです。リコーは25年以上にわたる技術と経験を基に、国産の安定供給と技術サポートを提供しています。お客様が安心して使用できるよう、国内エンジニアによるサポートも充実しています。

幅広い接続性



この製品は、多くのI/Oインターフェースを備えており、USB 5Gbps、2.5 GbE/GbE LAN、RS232Cなどを装備しています。これにより、既存の産業設備との接続もスムーズに行え、レガシーI/Oにも対応しています。これらの特長は、様々な産業分野への組み込みにおいて非常に利便性の高い要素です。

振動にも対応する強固な設計



「RICOH IT11」は、メモリを基板に直接搭載することで、振動の多い環境でも安定して稼働できる設計となっています。このオンボードメモリにより、接触不良のリスクが低減され、動作の安定性が確保されます。また、産業用機器や移動体などの厳しい条件下でも頼りになる一台です。

ファンレス設計での高温対応



冷却ファンを排除したファンレス設計により、可動部品の摩耗がなく、メンテナンスの手間が省けます。さらに、最大で+60℃という高温条件にも耐えることができるため、温度変化の激しい工場や屋外でも安定した運用が可能です。

セキュリティにも配慮



特に安全性が求められる産業用アプリケーション向けに、TPM2.0準拠のセキュリティチップが搭載されています。これによりハードウェアレベルでの高さが求められるセキュリティを確保し、データの安全性を強化しています。

まとめ



リコーPFUコンピューティングの「RICOH IT11」は、高性能でありながら省電力で、さらには振動や高温に強い設計が施された国産の産業用ボードコンピュータです。この製品は、様々な産業ニーズに対応し、ユーザーに安心して使える選択肢を提供します。詳細な情報については、公式サイトをご覧ください。

「RICOH IT11」製品ページ


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会社情報

会社名
リコーPFUコンピューティング株式会社
住所
神奈川県海老名市泉2-7-1
電話番号

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