第31回ITS世界会議2025アトランタにおけるダイナミックマッププラットフォームの初出展報告

第31回ITS世界会議2025アトランタにダイナミックマッププラットフォームが初出展

2025年8月、米国ジョージア州アトランタで開催された「第31回ITS世界会議2025」において、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社が初めてブースを設けて出展しました。ETS（Intelligent Transport Systems）というテーマで開催されたこの会議は、交通問題の解決策や新しいビジネスチャンスの創出を目指した国際的なイベントであり、約70か国から参加者が集まりました。

高精度データの展示

当社の展示ブースでは、自動運転技術を支えるための先進的なデジタルインフラ「ダイナミックマップ」や、高精度の3次元点群データを閲覧できる「3Dmapspocket®」、さらには除雪支援システム「SRSS」を紹介しました。これらの製品はセンチメートル単位の高精度を持ち、自動運転車両の安全性や効率向上に寄与することが期待されています。

訪れた企業や研究機関の担当者からは、「北米のデータカバレッジが95万マイル（約150万キロメートル）もあるとは驚きだ」、「車載用データとしてだけでなく、シミュレーションにも広く活用できる点が魅力的だ」という感想が寄せられ、当社の技術に対する関心の高さが伺えました。

PTV Groupとのコラボレーション

また、会議中にはドイツに本社を置くPTV Groupとの協業成果も発表されました。PTV Groupが新たにリリースした交通シミュレーションソフト「Model2Go for PTV Vissim」に関する情報をお伝えし、当社の高精度3次元データがこのソフトを通じて世界中の交通シミュレーションに利用可能になることを紹介しました。この発表により、自社のデータの価値がさらに広がることが期待されています。