農業デザインの力を活用！世界へ日本食を届ける新プロジェクト

農業デザインの力で日本の魅力を世界へ

2025年3月21日、オンラインイベント「農業デザインチャレンジ2025」が開催されます。このイベントは、農林水産省が進める「おいしい日本、届け隊」とのコラボレーションにより、日本の食文化をデザインの力でグローバルに発信する企画です。主催は、千葉県船橋市に本社を持つ株式会社農情人が運営する「Metagri研究所」です。

日本の食を伝える新たな試み

日本の農産物や食品の輸出は年々増加しています。特に、日本食の品質や多彩な魅力が海外で評価される中、より多くの人々にその魅力を届けたいという思いは強まっています。しかし、課題も多く、特に海外市場への適応においては、現地のニーズに合ったデザインやブランディングが求められています。

大切な人材の育成

このプロジェクトでは、デザイナーやクリエイターなどの参加を呼びかけ、彼らと農業者とのコラボレーションを促進することで、海外展開の課題を解決する道筋を探ります。デザインの視点を取り入れることで、日本の食や文化の魅力を可視化し、新たなブランディングを行うことが目指されています。

参加方法と募集要項

コンテストの公募は2025年3月21日から3月31日まで行われ、デザイナーやクリエイターは、みかん、日本酒、お茶などの輸出事業者の課題を反映した作品を提出します。応募者には、一次選考から最終選考までのプロセスを経て、特典を用意しています。社長賞や届け隊賞が設定されており、受賞作品は実際の商品や販促物に活用される可能性もあります。

共同体の力で未来を切り開く

「農業デザインチャレンジ2025」は、クリエイティブな視点を持つデザイナーやクリエイターにとって貴重な機会です。新たな挑戦やスキルを活かして日本の食文化を世界に広め、自身のポートフォリオを充実させるチャンスとなります。さまざまな背景を持つ専門家や生産者が共に市場開拓に取り組むことで、新たな価値を生み出すことが期待されています。