令和6年7月豪雨による堤防決壊を受け、東北地方整備局が第3回堤防調査委員会を開催
令和6年7月豪雨による堤防決壊と、その後の調査委員会開催
令和6年7月25日、東北地方を襲った大雨により、秋田県と山形県を流れる河川で深刻な被害が発生しました。子吉川と支流の石沢川、最上川と支流の新田川、そして野尻川では、堤防が決壊するなど甚大な被害に見舞われ、地域社会に大きな影響を与えました。
この災害を受け、国土交通省東北地方整備局は、堤防決壊の原因究明と、効果的な復旧工法の検討を目的として「堤防調査委員会」を設置しました。そして、11月20日と21日には、調査委員会の第3回会合が秋田県と山形県で開催されます。
秋田県での開催(子吉川堤防調査委員会)
11月20日(水)13時00分から15時00分にかけて、秋田河川国道事務所の大会議室で第3回子吉川堤防調査委員会が開催されます。委員会では、これまでの調査結果を踏まえた上で、具体的な復旧工法に関する議論が行われ、委員からの意見聴取が行われます。
開催日時:令和6年11月20日(水)13:00~15:00
開催場所:秋田河川国道事務所 大会議室(秋田県秋田市山王1丁目10-29)
山形県での開催(最上川堤防調査委員会)
11月21日(木)15時30分から17時30分にかけては、山形県の新庄河川事務所の大会議室で第3回最上川堤防調査委員会が開催されます。こちらも、これまでの調査結果に基づいた議論と意見交換が中心となります。
開催日時:令和6年11月21日(木)15:30~17:30
開催場所:新庄河川事務所 大会議室(山形県新庄市小田島町5-55)
報道機関への対応
両委員会とも、報道機関の取材が可能です。事前に登録する必要はなく、委員会の冒頭部分(「委員長挨拶」まで)の傍聴が認められています。委員会終了後には、取材対応の時間も設けられる予定です。ただし、会議資料の公開については、今後の検討業務や工事の発注に影響を与える可能性のある情報は、公開されない場合があります。公開される資料は、後日、東北地方整備局のホームページに掲載される予定です。
今回の調査委員会は、7月豪雨による甚大な被害からの復興に向けて、極めて重要な役割を担っています。関係者の努力と、調査結果を踏まえた迅速かつ的確な対策が求められています。