保護犬育成プログラムが広島の刑務所で始動!
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する「ピースワンコ・ジャパン」が、広島の法務省広島矯正管区と連携し、受刑者の更生を支援するための新しい取り組みを開始しました。これは、日本で初めてとなる保護犬育成プログラムです。
受刑者と保護犬がつながる新たな試み
このプログラムでは、受刑者が保護犬と直接触れ合う機会を設け、心身の健康や社会適応能力を高めることを目指しています。広島県内で、動物愛護センターから引き取られた犬たちは、これまでに4500頭以上が新しい家族のもとへと送られています。受刑者は、保護犬との交流を通じて、信頼関係を構築し、共同生活の技術を学ぶことができるのです。
この活動は、受刑者が何気ない日常の中で、動物とともに時間を過ごすことにより、社会復帰のためのスキルを磨く貴重な機会となります。ピースワンコ・ジャパンは、受刑者が保護犬から学ぶ価値は計り知れないと考え、このプログラムの重要性を強調しています。
プロジェクトの詳細と報道関係者へのご案内
現在はパイロットプロジェクトとして進められているこのプログラムですが、全国初の試みであるため、様々なメディアに取り上げていただきたく、説明会を開催します。以下に、詳細を記載しますので、ぜひご取材いただければと思います。
- - 日時: 令和6年12月11日(水)午後1時30分~3時30分
- - 場所: 尾道刑務支所
- - 住所: 〒722-0041 広島県尾道市防地町23-2
- - 電話番号: 尾道刑務支所 0848-37-2411
説明会では、公表の趣旨説明や尾道支所の概況、ピースウィンズ・ジャパンの保護犬事業についての紹介があります。また、受刑者インタビューやプログラムの実施状況の見学も予定されています。取材を希望される方は、事前のお申し込みをお願いいたします。お問い合わせは、広報担当の高橋までお願い申し上げます。
ピースウィンズ・ジャパンとは
ピースウィンズ・ジャパンは、1996年の設立以来、国内外でさまざまな人道支援を行ってきた国際協力NGOです。特に、災害時や人為的な危機にある人々への支援を行う一方で、保護犬支援のプロジェクト「ピースワンコ・ジャパン」を通じて犬や猫の殺処分ゼロを目指し、地域活性化に貢献しています。
公式サイトもぜひご覧ください:
ピースワンコ・ジャパン
この取り組みは、保護犬と受刑者が互いに癒やし合うストーリーを生み出す可能性を秘めており、社会全体にポジティブな変化をもたらすことを期待しています。関心のある方々は、このユニークなプログラムをぜひチェックしてください。