アイレット、日本オラクルとLevel 2契約を締結
アイレット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩永 充正、以下「アイレット」)は、オラクル・コーポレーションが進めるEnhanced Oracle PartnerNetwork Programにおいて、「Level 2」契約の締結を発表しました。この契約により、アイレットはOracle Cloudに関する技術力と顧客支援体制を大きく強化し、より高品質で安心なクラウドサービスの提供を目指します。
背景と目的
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、基幹システムを含む大規模なクラウド移行やマルチクラウド環境でのデータ活用のニーズが増加しています。そのような市場の流れを受けて、アイレットは2020年10月にModern Oracle PartnerNetwork ProgramのCloud Sell Trackに加入し、「cloudpack」という総合支援サービスを通じて、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の導入や移行支援、監視・運用保守、請求代行サービスを提供してきました。
さらに、2025年9月にはGoogle Cloud Marketplaceで「Oracle Database@Google Cloud」を取り扱い、Google Cloud上でのOracle Databaseの運用を一貫して支援する体制を整え、より幅広いクラウドソリューションの提供へと進化しています。
このような背景を受け、アイレットはオラクルとの連携を強化し、クラウド活用における顧客に対するバリューをより高めることを目的として、Enhanced Oracle PartnerNetwork ProgramでのLevel 2契約を締結しました。この契約により、アイレットは以下の取り組みを実施し、クラウド活用とDX推進を支援します。
1. Oracle技術者の育成強化
アイレットは、Oracleに関する専門知識を持つエンジニアの育成に力を入れ、その技術力の向上を図ります。高度な認定資格を取得するための支援制度を充実させ、技術者が成長できる環境を提供します。
2. 日本オラクル社との連携強化
両社の連携を深め、市場ニーズに即したソリューション展開と情報発信を強化します。これにより、顧客に対してよりニーズに合った提案が可能となり、満足度の向上を図ります。
3. クラウド移行支援体制の強化
基幹システムを含む大規模なクラウド移行案件に対応する支援体制をさらに強化します。アイレットはミッションクリティカルなシステムにおいても、お客様が安心して委託できる体制を確立することを目指します。
会社概要
アイレット株式会社は2003年に設立され、東京都港区虎ノ門に本社を置いています。資本金は7,000万円で、主要株主にはKDDI Digital Divergence Holdings株式会社があります。アイレットは、クラウドを活用したシステムやスマートフォンアプリの開発・運用、UI/UXデザイン制作、クラウド設計・構築、運用保守に至るまで、幅広いサービスを提供しています。
特に、自社サービス「cloudpack」は、上記のサービスを網羅的にサポートしており、生成AIの導入・活用支援、AI駆動開発の推進や、KDDIグループとの連携によるDXの推進などに注力しています。
今後もアイレットは、オラクルとのパートナーシップを強化し、より多くの顧客に価値あるクラウドサービスを提供し続けることを目指します。多様なニーズに応えるため、常に進化し続けるアイレットにぜひご注目ください。