リクルートスタッフィング、PRIDE指標で5年連続ゴールド受賞!
株式会社リクルートスタッフィングが、職場におけるLGBTQ+への取り組みを評価するPRIDE指標で、最高評価であるゴールドを受賞しました。これは2020年からの5年連続受賞という快挙です。
同社は『「らしさ」の数だけ、働き方がある社会』というビジョンを掲げ、性的指向や性自認に関わらず、誰もが自分らしく働ける環境づくりに積極的に取り組んでいます。
具体的な取り組み
リクルートスタッフィングの取り組みは多岐に渡ります。
まず、特筆すべきは同性婚・事実婚のパートナーにも、配偶者と同様の福利厚生(慶弔休暇、介護・育児休職など)を適用する「公式パートナー申請制度」です。これは、LGBTQ+の従業員が安心して仕事に専念できるよう、配慮された制度と言えるでしょう。
さらに、従業員と登録派遣スタッフ100万人以上に、LGBTQ+に関するWEB動画研修「LGBTQを知ろう」を提供。理解促進のための研修は、社内だけでなく、広範囲に及ぶ配慮を示しています。
毎年6月を「Rainbow Month」として、多様性の重要性を啓発するイベントや情報発信も積極的に行っています。これらの活動を通じて、LGBTQ+への理解を深め、より多くのALLY(LGBTQ+を支援する人)を増やすことを目指しています。
また、従業員は戸籍上の氏名とは別に、自認する性別や氏名(通称)を使用することを認められており、社員証など公式な場面でも使用可能です。これは、従業員のアイデンティティを尊重する姿勢を示す、重要な取り組みと言えます。
社内には、LGBTQ+当事者とALLYによるコミュニティ「COLORs」も存在し、グループ会社の従業員やOB・OGも参加可能です。悩みや相談事を共有できる場があることは、当事者にとって大きな安心材料となるでしょう。
加えて、社外相談窓口も設置。LGBTQ+の従業員が抱える仕事上の悩みや相談に対して、豊富な経験を持つアドバイザーが対応することで、より具体的な支援を提供しています。
そして、婚姻の平等を訴える「Business for Marriage Equality」にも賛同しています。これは、社会全体のLGBTQ+への理解促進に貢献する姿勢を示しています。
PRIDE指標とリクルートスタッフィングの未来
PRIDE指標は、企業のLGBTQ+への取り組みを評価する指標として広く認知されており、ゴールド受賞は、リクルートスタッフィングの取り組みの高さを示すものです。
5年連続の受賞は、単なる取り組みの継続ではなく、継続的な改善と進化の証と言えるでしょう。今後も、リクルートスタッフィングが、LGBTQ+を含むすべての人が働きやすい社会の実現に向けて、どのような取り組みを展開していくのか、注目していきたいです。
まとめ
リクルートスタッフィングの5年連続ゴールド受賞は、企業におけるLGBTQ+への配慮と支援が、ますます重要になっていることを示しています。多様な働き方を推進する企業姿勢は、今後のビジネスシーンにおいて、大きな競争優位性となるでしょう。