アイ・オー・データ機器が新たに「HDJA-UTUシリーズ」を発表
株式会社アイ・オー・データ機器は、2025年12月10日に新しい外付けハードディスク「HDJA-UTUシリーズ」を発表しました。これは同社が初めて採用した、高信頼性のWD社製Ultrastarを搭載した製品です。
新シリーズの魅力
この新シリーズは、データ保存における安心感を高めることを目指しています。特に、USB 3.2 Gen1(5Gbps)に対応しており、大容量データの転送をスムーズに行うことが可能です。ラインナップは以下の通りです:
- - HDJA-UTU8:8TB ¥112,860
- - HDJA-UTU16:16TB ¥194,370
- - HDJA-UTU20:20TB ¥218,900
- - HDJA-UTU24:24TB ¥255,860
いずれも、出荷予定は1月中旬です。
Ultrastarの特徴
採用したWD社製『Ultrastar』は、エンタープライズ向けに設計されており、24時間365日使用されることを前提としています。その耐久性は一般的なハードディスクの約10倍。MTBF(平均故障間隔)は最大250万時間、年間ワークロードは最大550TBに及びます。
このような特性により、データセンターや研究機関、映像制作業界での使用が想定されています。高負荷なデータ運用に最適です。
故障リスクを軽減する設計
「HDJA-UTUシリーズ」は、独自のヒートシンク構造と冷却ファンを搭載し、ディスク内部の温度上昇を抑え、故障リスクを軽減します。特に、データセンターのような環境では、この設計が特に重要となります。
柔軟な設置環境
さらに、ハードディスクは長さ2mと1mのUSBケーブルが付属し、サーバー室やさまざまなワークスペースに対応。縦置きだけでなく横置きでも設置できる設計です。そして、この製品は電源ユニット内蔵のため、ACアダプターが不要です。
5年保証で安心のサポート
すべての製品には長期5年保証が付いており、万が一故障した場合も保証期間内は無償で修理・交換の対応が受けられます。
未来の展望
このシリーズの発表を皮切りに、アイ・オー・データ機器はさらなる高信頼・高耐久を追求した外付けハードディスクの開発を続けるとしています。2026年には、新たにUltrastarを採用した2ドライブモデルの発売を予定しており、RAID構成によってデータ消失リスクを低減した保存環境を提供します。
データの管理はますます重要になってきている現代において、アイ・オー・データ機器の新しいHDJA-UTUシリーズは、そのニーズに応える製品です。安心してデータを保存するために、信頼できるパートナーとして利用いただけるでしょう。
詳しい製品情報は、アイ・オー・データ機器の公式サイトで確認できます。
公式サイトはこちら
企業情報
株式会社アイ・オー・データ機器は、金沢市に本社を構える電子機器メーカーで、デジタルデバイス周辺機器やソフトウェアの開発や製造を行っています。