新たな治療法の実現に向けた寄付キャンペーン
公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団は、設立5周年を迎え、毎月寄付者を1,000人募集するキャンペーン「みんなに届けiPS」を開催します。このキャンペーンは、毎月の寄付によってiPS細胞技術の実用化を促進し、さまざまな病気で苦しむ患者さんたちに新しい治療法を届けることを目的としています。
キャンペーンの概要
この「みんなに届けiPS」キャンペーンは、2024年9月6日から11月20日までの間に行われます。キャンペーンに寄付をされる方には特製のiPS細胞絵葉書がプレゼントされる特典もあります。また、毎月寄付型クラウドファンディングの形式で、新規寄付者とともに既存寄付者の寄付額の増額も受け付けています。この取り組みにより、目標人数1,000人を毎月の目標として掲げています。
オンラインイベントの実施
さらに、キャンペーン期間中には3つのオンラインイベントを実施します。これらはYouTubeで配信され、幅広い方が参加可能となっています。特に重要なイベントは、設立5周年を祝うオンライン報告会です。ここでは、当財団の活動状況や、iPS細胞を使った実用化の進展について報告される予定です。
日時:2024年10月8日(火)14:00~15:30
登壇者:iPS財団理事長・山中伸弥氏
日時:2024年10月22日(火)12:10~12:50
演者:社会連携室長・細川貴代氏
日時:2024年11月6日(水)12:10~12:50
演者:業務執行理事・塚原正義氏
この他にも、研究責任者が直接語る内容や、iPS細胞を用いた新たな治療法の開発に向けた取り組みなど、興味深い情報が揃っています。
山中理事長からのメッセージ
理事長の山中伸弥氏は、「iPS細胞研究は今まさに正念場を迎えています。多くのプロジェクトが実用化に向けた準備を進め、皆さまからの寄付はその活動を支える重要な原動力です」と述べています。また、iPS細胞の技術が産業界に橋渡しされることを願い、ぜひ多くの人々にこのキャンペーンを知って、支援していただければと呼びかけています。
最後に
当財団の活動は、iPS細胞の実用化に向けた大きな一歩です。皆様から寄せられる寄付は、直接的に治療法の開発に活かされます。ぜひこの機会に「みんなに届けiPS」に参加し、iPS細胞研究の未来を共に創造していきましょう。また、キャンペーンの詳細は公式ウェブサイトで随時更新されますので、ぜひご確認ください。