パソナグループ50周年記念オペラ「万葉集」上演
株式会社パソナグループが創業50年を迎え、特別な記念イベントとしてオペラ「万葉集」を11月8日に東京・港区のサントリーホールで上演します。このオペラは、作曲家の千住明氏がプロデュースし、俳人の黛まどか氏が台本を担当しています。作品は日本最古の歌集「万葉集」を基にしており、人々の心に響く愛の物語を描いています。
オペラ「万葉集」について
「万葉集」は2009年に初演されて以来、多くの観客に感動を与えてきました。今回は、飛鳥時代の恋物語を描いた「明日香風編」と、大津皇子と大伯皇女の悲劇を表現した「二上山挽歌編」の二部構成で上演されます。公演では、原田慶太楼氏が指揮をとり、豪華なソリスト陣が登場します。ソプラノの小林沙羅さん、メゾソプラノの谷口睦美さん、テノールの鈴木准さん、バリトンの与那城敬さんが歌声を披露し、SENJU LAB Choirと東京交響楽団が伴奏を行います。
社会貢献活動とひとり親家庭の招待
パソナグループは、社会への貢献を重視し、今回の公演にて「社会貢献シート」を設け、ひとり親家庭の親子を15組・30名様をご招待します。これは、子どもたちが一流の文化を体験し、親子で思い出を作る貴重な機会を提供することを目的としています。応募は、ひとり親家庭支援団体に所属する親子が対象で、オンラインで行われます。
「体験格差」と呼ばれる問題に寄与し、文化への触れ合いを通じて心の豊かさを育むことが、私たちの社会貢献の理念です。これまでにもオンライン遠足やスポーツ教室など、多くのイベントを通じて支援を行ってきました。
オペラの魅力と文化の重要性
音楽は誰もが共感できる普遍の言語であり、オペラ「万葉集」はその一例です。千住明氏は、「明日香風編」を制作した際、日本の歌を新たな音楽として生き返らせることを目指しました。2011年には東日本大震災を受けて「二上山挽歌編」を制作し、この作品が今後も日本人の心に響き続けることを願っています。
指揮者の原田慶太楼氏も、「日本を代表するソリストたちと共に、愛、悲しみ、希望などを歌い上げたい」と意気込みを語っています。オペラが持つ力を実感できるこのイベントは、観客にとって深い感動を与えることでしょう。
チケット情報と公演詳細
オペラ「万葉集」のチケットは、S席が10,000円、A席が8,500円、B席が6,500円となっています。上演は2025年11月8日(土)午後6時から、サントリーホールで行われます。歴史と文化を感じるこの機会をお見逃しなく。
お問い合わせ
応募や詳細に関するお問い合わせは、パソナグループ社会貢献室までご連絡ください。文化を愛するすべての人に、この特別な体験をお届けしたいと思います。
私たちと一緒に、オペラの素晴らしい世界に触れ、心の豊かさを育む旅に出かけましょう。