宇宙セキュリティの新時代
2025-03-25 11:26:54

GMOサイバーセキュリティ、韓国・慶熙大学校と業務提携し宇宙システムを守る

GMOサイバーセキュリティ、韓国・慶熙大学校と業務提携



2025年2月12日、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、韓国・慶熙大学校融合セキュリティ大学院との業務提携覚書を締結し、翌月の4月1日には具体的な共同研究契約を結ぶ予定です。この提携は、宇宙におけるサイバーセキュリティ強化を目指したもので、両者が持つ専門知識を融合し、新しい安全対策の開発に邁進します。

業務提携の背景



最近、様々な宇宙関連サービスが登場し、宇宙空間が社会にとって必要不可欠なインフラとして認識されつつあります。今後は、地上と宇宙間でのデータリクエストが増加すると予想され、その一方で宇宙システムもハッキングの危険にさらされています。過去の事例を見ても、人工衛星へのサイバー攻撃が報告されるなど、その懸念は高まるばかりです。この環境の中、GMOサイバーセキュリティは、長年にわたるネットワークやIoT、クラウド分野での知識を活かし、宇宙分野にも事業を拡大することを決定しました。

慶熙大学校の役割



一方、慶熙大学校の融合セキュリティ大学院は、Daehee Jang教授の下で優秀なホワイトハッカーたちが活躍しており、無人移動体システムのセキュリティに特化した研究を進めています。今回の業務提携は、彼らのドローンセキュリティにおける専門知識を宇宙システムへとつなげる重要なステップです。特に、国際ドローンハッキング大会での優勝を契機に両者の関係は深まっており、この業務提携には大きな期待が寄せられています。

業務提携の具体的内容



この提携のもと、GMOサイバーセキュリティと慶熙大学校は、宇宙システムのサイバー攻撃リスクに関する共同研究を開始します。また、研究成果を外部のカンファレンスなどで発表し、インターンシッププログラムや研究交流を通じてより密接な連携を図ることが計画されています。

未来を見据えた取り組み



両者は、宇宙空間におけるサイバーセキュリティ技術の向上を目指し、安全で持続可能な宇宙利用を実現することを目指しています。この取り組みを通じて、新たなサイバーセキュリティ対策が生まれることが期待されます。

慶熙大学校融合セキュリティ大学院について



慶熙大学校は、1949年に設立されたソウルに本部を置く私立大学です。その下にある融合セキュリティ大学院は、無人移動体セキュリティに特化した教育を行っており、災害対策技術の研究と発展を推進しています。今後も、世界的にトップクラスの融合セキュリティ教育機関を目指し、さらなる進化を続けるでしょう。

GMOサイバーセキュリティ byイエラエについて



国内最大規模のホワイトハッカー集団を有するGMOサイバーセキュリティは、脆弱性診断からSOCサービス、フォレンジック調査まで幅広いセキュリティ対策を提供しています。彼らの技術力は、今後の宇宙セキュリティの発展にとって不可欠な要素となるでしょう。今回の業務提携は、まさにその弾みになるのではないでしょうか。

この提携がもたらす新たな時代に、私たちは期待を寄せていきたいと思います。


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会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

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