日本の食文化を世界に発信！異色コラボガイド『おいしい日本の届け方』が登場

日本の食文化を世界へ！『おいしい日本の届け方』がもたらす新たな挑戦

2025年5月21日、地球の歩き方が農林水産省とのコラボレーションで制作したガイドブック『おいしい日本の届け方』の製本版が発売される。このガイドブックは、食品の海外輸出を志す事業者や生産者にとって、貴重な情報源となる。

デジタル版から紙版へ

無料で提供されたデジタル版『おいしい日本の届け方』は、すでに多くの関係者に好評を博している。その反響を受けて、製本版の販売が決定。コンテンツは、日本の食品がどのようにして海外で受け入れられるかを解説し、この分野への入門書とも言える内容となっている。

内容の充実

本書の特徴は、豊富な情報が詰め込まれていることだ。「巻頭グラビア」では、日本食が進出している4つの国と地域が紹介され、各界のキーパーソンに対するインタビューを通じて日本食の未来についての見解が述べられている。特に、デザイナーのコシノジュンコ氏や、農林水産省の森重樹氏のコメントは、大変興味深い。

「食品輸出に取り組むためのモデルケース」や、各国の食事情をまとめた「エリアガイド」も充実している。これにより、実際にどのように日本の食が海外で展開されているのか、その実態を垣間見ることができる。

輸出の基礎を学ぶ

さらに、「戦略・手続きガイド」として、出口戦略や必要な手続きについてマーケティング視点から解説している。また、初心者向けに漫画形式で輸出のステップを説明するコンテンツも用意されており、誰でも分かりやすく学ぶことができる。これにより、読者は輸出に対する不安を小さくし、実践に向けた一歩を踏み出せるだろう。