経理業務をスムーズに！LINE WORKSと経費BANKが連携開始

経営の現場では効率的な業務フローが求められています。特に経理業務においては、その効率化が企業の競争力に直結します。そこで注目されるのが、LINE WORKSと経費BANKの連携機能オプションの提供開始です。この新機能により、経理のプロセスがどう変わるのかを詳しく見ていきましょう。

経理業務を効率化するLINE WORKSと経費BANKの連携

LINE WORKS株式会社が提供するビジネスコミュニケーションツールLINE WORKSと、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社のクラウド型経費精算システム「経費BANK」が、4月中旬から連携機能オプションを提供開始しました。この連携は、経費精算業務においてLINE WORKSとの連携が初めての試みとなります。

この新機能によって、経費BANKでの処理に関する通知をLINE WORKS上でも受け取れるようになります。承認者は、LINE WORKSを通じて申請書類の確認や承認処理を迅速に行うことが可能になります。これによりメールでの見落としが減少し、よりスピーディな経費精算が実現します。

経費BANKの魅力

経費BANKは、スマートフォンやタブレットを使って、いつでもどこでも経費の申請や承認を行えるクラウド型の経費精算システムです。支払依頼や支払予定表の管理、経費分析など、多機能を搭載しており、煩雑な経理業務を効率化します。
申請書類のカスタマイズが可能で、企業のニーズに合わせた柔軟な承認ワークフローの設定も特徴です。これにより中小企業から大企業に至るまで幅広い顧客に利用されています。

さらに、電子帳簿保存法に対応した証憑の電子保存機能や、AI-OCRオプションを利用することで、手入力の手間を省き、作業効率が大幅に向上します。

今後の機能拡充について

連携機能オプションはすでに提供が開始されたものの、機能拡充の計画もあります。2025年には、さらに多機能が追加される予定です。具体的には、LINE WORKS経由での経費申請機能や承認機能のバージョンアップが予定されており、より一層の効率化が期待されています。

1. フェーズ1（2025年4月実装予定）
- 通知機能
- 添付ファイル確認機能
- 承認機能

2. フェーズ2（2025年9月以降）
- 経費申請機能
- 未承認通知の一覧表示

これにより、LINE WORKSと経費BANKのシームレスな連携が進み、経理業務のさらなる効率化が見込まれます。

LINE WORKSとは？

LINE WORKSは、ビジネスシーンで必要なコミュニケーションツールを一つにまとめたグループウェアで、チャットや掲示板、カレンダーなどの機能を備えています。使いやすさを重視しており、PCやスマートフォンから簡単に操作できるため、現場での活用が進んでいます。

LINE WORKSは、富士キメラ総研による調査で2017年度から2023年度まで連続して、国内シェア1位を獲得しており、その信頼性も証明されています。