全国各地で開催された水道機工の打ち水イベント
8月1日から7日は「水の週間」。この期間に合わせて、上水道や環境保全に関わる事業を展開している水道機工株式会社が全国各地で打ち水イベントを実施しました。今年で2回目となるこのイベントは、国土交通省が推進する「再利用水の有効活用」に賛同して行われています。
水の週間とは
「水の週間」は、国土交通省が08年に制定した期間であり、水資源の重要性を再認識する機会です。この週間は、節水や水の保全について考える良いきっかけとして国民に広がっています。毎年8月1日が「水の日」と定められ、さまざまな関連イベントが企画されています。
打ち水イベントの実施
このイベントは、特に猛暑が続く中、少しでも暑さを和らげる目的で行われました。水道機工の本社や広島支店など、全国の拠点で取り組まれ、社員が参加しました。具体的には、8月4日に本社で行われ、グループの社員25名が参加しました。使用する水は、クリーンな再利用水を30リットルほど。これは水道機工の研究開発によって生成されたもので、打ち水を行うことで周囲の温度を下げ、涼しさを感じることができます。
打ち水の仕方と効果
打ち水は、日陰や風通しの良い場所で行うのが効果的です。また、コンクリートやアスファルトなど熱を吸収しやすいところに水を撒くことで、涼しくなることが知られています。安全に配慮しつつ水を使用するために、特にお風呂の再利用水が推奨されています。朝夕の時間帯に行うことで、蒸発を抑え涼しさが持続する効果も期待されます。
参加者の声
イベントに参加した社員からは、「打ち水後に涼しくなった」をはじめとして、環境の大切さを再認識する貴重な機会となったという声が上がっています。また、「地域にもこの活動を広げてほしい」との意見も多く、打ち水イベントが会社の垣根を超えて地域との繋がりを強化する機会ともなっています。
今後の展望
水道機工株式会社は、打ち水の取り組みを通じて水資源の重要性を地域社会に広め、子どもたちを含めた世代を超えた交流を促進したいと考えています。また、持続可能な社会の実現に向けた第一歩を着実に進めることを目指しています。
水道機工株式会社の紹介
1924年に設立された水道機工株式会社は、上水道や環境保全、衛生に関する事業を中心にして、日本の水に長年貢献してきました。創業以来、近代的で持続可能な水の利用促進に取り組み、企業としての社会的責任を果たしています。今後もこうした活動を通じて、環境問題への意識を高め、地域社会とのつながりを広げていくことが期待されています。