アート業界の未来を切り開く「ART JOB FAIR」開催
アートの仕事に出会える新たなステージ「ART JOB FAIR」が2023年1月に開催されることが決定。新型コロナウイルスによる影響で、文化芸術の活動が大きな打撃を受けた中、このジョブフェアはアートの世界に新たな息吹をもたらすものとなるだろう。
コロナ渦での課題とは?
新型コロナウイルス感染症は、文化芸術の雇用環境を一変させました。芸術活動の自粛や中止は続き、求職者と雇用者のマッチングがますます困難になる中、アート業界のキャリアアップやスキル向上の機会も減少しています。これに対処するため、ART JOB FAIRが立ち上がったのです。
ジョブフェアの特徴
この「ART JOB FAIR」は、アートに関わる仕事を求める全ての人々にオープンな場を提供する、日本初のジョブフェアです。出展者はアート関連事業者として、直接求職者と向き合い、仕事の内容や働き方について説明します。特に大きな魅力は、トークイベントや説明会も開催され、参加者同士の交流が図れる点です。
開催概要
- - 名称: ART JOB FAIR 2023
- - 日程: 2023年1月28日(土)、29日(日)
- - 時間: 11:00〜18:00
- - 会場: KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS
- - 住所: 東京都墨田区本所2丁目16-5
- - 入場料: 無料(日時予約制)
- - 来場者数: 400名(予定)
会場となる「KAIKA 東京」はアートストレージとホテルが一体になった新しいコンセプトの施設で、普段は見られないアートの裏側を知ることができる貴重な場となっています。
アートの可能性を広げるロゴデザイン
「ART JOB FAIR」のロゴデザインは、アートフェスティバルなどのサインを手掛ける田中義久氏が担当しています。ロゴは、頭文字「A」「J」「F」を基に、さまざまな人々が繋がることで新たな職の可能性を発見する姿を表現しています。このデザインは、無限の変化を象徴し、出会いの輪を広げることを目指しています。
出展者募集の詳細
出展者の募集は2022年7月25日から始まり、文化芸術に関連する業務を行う事業者が対象です。出展料は税込で12〜28万円であり、先行割引も用意されています。出展者には、ブース展示や説明会、PRができるチャンスが与えられ、アート業界への新たな一歩を踏み出すことができます。
参加者向けの支援プログラム
求職者はウェブでの事前受付や面談予約を行うことができ、当日は職業に共感できる仲間との豊かな出会いが待っています。また、業界の課題を共有するセッションや、アートの働き方を見つめ直すための講座も開催される予定です。
主催団体の紹介
この画期的なイベントを主催するのは、アート事業会社「株式会社artness」。2021年に設立され、アートを通じた新たな価値の創出と課題解決に取り組んでいます。代表の高山健太郎氏は、地域のアートプロジェクトを推進し、業界の活性化に尽力しています。
「ART JOB FAIR」は、アート業界の新しい風を吹き込む貴重な機会となるでしょう。これからの文化芸術をより豊かにするための第一歩を、このジョブフェアで踏み出してみてはいかがでしょうか?